僕だけのお姫様。【センラ】 (ページ4)

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坂田センラ、Aちゃん健康やけどビタミンいつもより少ないかも

センラありがとう、了解。うらたんと志麻くんには内緒な。

坂田分かっとるよ、でもそろぼち外に出した方が俺はいいと思うけど。

センラ分かってるわ、数年間閉じ込めておいて今更解放はせえへんけど、親御さんも心配してるとかもうないんかな

坂田ニュースももう見んなったなぁ、諦めたんやろか。Aちゃんの意志も聞いてあげるべきやで

センラ分かっとるけどぉ…。まあありがと、ホンマに内緒やで。またあそぼ

坂田おーけ、おやすみ。もちろんあそぼ

閉じ込めてるけどAが外に出たい、親に会いたいって言うなら解放はする。

やけど、センラのそばにいたいって言ってくれてるから、無理に外に出さなくても、なんて思うけどなぁ。

｢ほな寝よ、ちょっとビタミン足りてなかったらしいから明日ドリンク飲んでおいてな？｣

『わかった。』

運動もさせてないから骨も少しずつ弱ってるからAを抱き上げて寝室へ向かう。

｢センラ、今から配信してくるからAは寝とって？｣

『…うん、わかった。』

｢寂しい思いさせてごめんなぁ、起きててもええけど、喋ったあかんで、？｣

『…いっしょに、ねたい』

優しく頭を撫でて作業室へ向かおうとしたら服の裾を引っ張られて子供のような我儘。

実際子供なんやけども。

｢…わかった、今日は配信せんでおくわ、Aの方が大事やもん。一緒に寝よかァ！｣

『…うん！ねる！』

嬉しそうに頬を緩ませて、忘れてた笑みを浮かべて。

俺だけが見れる笑顔なんやもん。

KI-SENRA保護地区
【ごめ～～ん！今日配信無し！するって言ってたけどテレワーク入った！まじごめーん！】

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