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困った。
とりあえずセンラさんたちの車から抜け出したけど家に帰りたくないし家のクルマ取ればここら辺に帰ってきてることバレてしまう。だから家方向に向かってることにして志麻さんの家に行こう。月島に慰めてもらおう。
「A、」
後ろから聞こえる大好きな声。
でも今はどうしても聞きたくなかった声。
「…A、」
喋らないで。その声で私の名前を呼ばないで。
「…ごめんね。」
「こんなことになる事、考えてなかった。
せんらに聞いたよ。桃ちゃん、だっけ？今日連番した子、センラと繋がってるんでしょ。あと俺とAが繋がってること知ってたんでしょ。
なんで嘘ついたの？そんな必要あった？」
『うるさい、なに、なにをいいたいの？』
カッとなってしまう。辛くなる。こんなこと言おうなんて思ってなかったのに。
すがりついて、ごめんなさいって言いたかっただけなのに。
「そんなこと言わせたいわけじゃないんだって。
A、おねがい。一緒におうち帰ろう？俺とAの家。」
『帰らない。ぜったい帰んない、』
そうやって意地ばっかり張って、困らせてしまう。
そんなことしないと、私は生きていけないわけ？
『っ、死にてぇな』
「そんなこと言うな」
後ろから抱きしめられて どうしようも出来なくなって辛くなるだけ。
なんでかなぁ、なんでこうなるんだろう。
「Aは、俺じゃ不満？」
『そうじゃないよ、』
「俺のこと、もう嫌い？」
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涼凪(プロフ) - キラさんのお話にいつも楽しませて頂いてます。最後のうらたさんのメッセージに胸が締め付けられています…！早く仲直りできますように、更新頑張ってくださいね。陰ながら応援させてください。 (2020年1月1日 4時) (
レス) id: 2b0ebebc12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編も楽しみに待ってるね (2019年12月31日 21時) (レス) id: 063ee4b529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ
| 作成日時：2019年12月31日 21時
