75 ページ25
.
執事の手にはたくさんの紙袋、しかもそれはほとんどブランド物。だからこそ人に注目浴びるし困るよね。
「さ、もう欲しいものはないか？」
『うん、ないよ。ありがとう…』
うらたさんの愛用してるお店とかある？って聞かれた時はびっくりしたし普通に贈り物がしたいって言って服選んでた、パパ可愛かった。
「つぎ、浦田くん連れて家に帰ってきなさい。」
『うん、またLINEするね。休み教えてよ』
「わかった。じゃあ気をつけて帰るんだぞ？」
『パパとママもね。』
「Aまたね〜！」
車は2台あって私とパパとママ。パパとママは2人で屋敷に帰った。
「本日は楽しかったですか？」
車に乗り込めば執事が話しかけてくれる。
『うん、なんだか昔に戻ったみたいで、幸せだったな。』
「それはそれは、とても良かったです。もう少しで着きますのでゆっくりしてくださいませ。」
安全運転で尚且つ早くつくルートを知ってるからうちの執事天才だよね。
助手席とか後部席にたくさんの紙袋あるし、私こんなに買ったっけ？って思ったら財布も今日は使うなって言われてたんだった。
また3人で出かけたい。いつかは4人で出かけたいなぁ。
「A様、着きましたよ。あちらに浦田様がいらっしゃいます。」
『えっ本当？紙袋お願いね！』
「承知。」
たった1日離れてただけなのに、それでも私は彼が大好きだから。
とってもとっても大好きだから、
『うらたさん！ただいま！』
「A、おかえり。楽しかったか？」
『うん！たのしかったよ！』
ロビーに入ればロビーのソファーで座って待っててくれたうらたさん。
ギューって抱きついたら抱きしめてくれて幸せだった。
「お前、物買いすぎ」
『違うもん、パパとママからの贈り物だって！』
「でもさすがに買ってもらいすぎだろ！」
『パパとママ、うらたさんに会いたがってたしたくさん服とかリュック買ってたよ、うらたさんに』
「え、申し訳なさすぎる。」
『大人しく受け取って。早くお家に戻ろう〜！執事に荷物は任せた！』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 739人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼凪(プロフ) - キラさんのお話にいつも楽しませて頂いてます。最後のうらたさんのメッセージに胸が締め付けられています…！早く仲直りできますように、更新頑張ってくださいね。陰ながら応援させてください。 (2020年1月1日 4時) (
レス) id: 2b0ebebc12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編も楽しみに待ってるね (2019年12月31日 21時) (レス) id: 063ee4b529 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キラ
| 作成日時：2019年12月31日 21時
