【フロイドリーチ】魔法の弟。【ジェイドリーチ】

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大人しくそのまま明日も学校だったし普通に寮に戻って4人で飯食ってたんだけど、Aがまじでイシダイせんせーに懐いて早く明日にならないかなってずっとソワソワしてんだよね。




｢…｣

｢フロイド、元気を出して｣

｢しゃーねえじゃん！｣




モストロラウンジのソファーでみんなで飯だったんだけどAが水槽の魚みて わ〜〜〜！！って喜んでるところを横目にアズールは片付け、俺らはAの子守りなんだけど、そんなに水槽張り付く？？？？？俺らそろそろ嫉妬止まんねーよ？？？？




『ね、ね、ふろーど、じぇーど、』


｢なんです？A｣

｢どったの｣



まだユニーク魔法なんて使えないし、子供だから魔法も甘いものだって去年思ってたけどまだユニーク魔法は使えないんだけど魔法の威力がすげー強いんだよね、A。

実際俺らの魔法いらないくらいで17歳の姿に全然なれる、まあ気分屋だから俺に似たんだろうけど すぐ魔法解くんだけどね。




｢Aの周りにウツボとたこのぬいぐるみずっと浮かせたままなんですけど、そろそろ魔法解いたら怒ると思います？｣

｢怒るんじゃね？ずっと宙浮いてて可愛いけど｣




｢フロイド、ジェイド、A そろそろ寝る時間ですよ｣



アズールの片付けが終わったみたいでAを魔法で浮かせて抱っこする。


｢A、もうねんねの時間だから兄ちゃんたちと一緒に寝ような｣


『あい！おさかなさんたちおやすみなたい！』


｢椎茸にもおやすみなさいします？｣

｢悪影響だからジェイド辞めて｣



｢では明日、7時くらいに起こしに行きますね｣

『あじゅ、いっちょに寝ないの？』

｢…いや僕は、｣

｢アズール〜一緒に寝よ〜｣




こういう時に便利なのがAのワガママなんだよね〜。


『や！あじゅもいっちょにねゆ！』


Aがアズールに魔法をかけて俺らの部屋に強制連行。俺に似たんだなぁ。








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