検索窓
今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:36,579 hit

. ページ14

.




葬式が終わって火葬も終わった。


もう火なんて見たくなくて、火、って単語も見たくなくて。



「…おれ、しょうぼうしになんてなりたくない。」

「…しま、」

「こんなかなしいおもい、ぜったいしたない、」

「…きいて、志麻


パパはね、誰よりもがんばって人助けしたんよ、自分の命かけてまで、頑張ったんよ。やからそんなこと言わんでや、…ママが悲しなるやろ…?」




ごめんな、ごめん。俺はなんにも考えれんくてただただ泣くことしか出来んかった。


こんなに、早く父親を亡くすなんて思っても見んかったから。



これが俺が小一のときの話。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 志麻 , 浦島坂田船
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

伊織(プロフ) - うううおおおおうううアァァァ!!感動して泣きました、なにより志麻さんが語りかけて話が始まるっていうのとか、最後の会えなくなるかもしれない時が来てもとか!うわぁぁぁん (2019年11月3日 13時) (レス) id: 0568245a81 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キラ | 作成日時:2019年11月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。