59 ページ9
.
頭が機能してなくてフラフラのまま居酒屋出たけどホテルもわかんなくて名前しかわからない
タクシー使うべきなんだけど財布、置いてきちゃった
「Aちゃん、」
『…せんらさん、？』
「あんなに酔うん初めて見た、志麻くんやなくてごめんな」
『志麻くんも私のことドン引きですよね、もうやだなぁ、』
「そんなことないと思うで、Aちゃんの違う一面見てびっくりしたくらいやろ、俺やてびっくりしたもん、」
『…ごめんなさい』
「…今な、志麻くん七瀬ちゃんに本心聞いてる、それ聞かんと俺が落ち着かんって、」
『…七瀬、本心じゃない、私が酔ったらああやって言ってくれる、2人でもガチ酔いした時怒ってくれる、から、』
「そうなんか、七瀬ちゃん、Aちゃんのこと誰よりもわかっとるね、愛されとるね、良かったやん、」
酔ってる頭でなんにも考えれなくて、センラさんの言葉が理解できなかった。
難しくて、よくわかんなくて。それでも頭に刺さる感じ。よくわかんないや。
「明日ちゃんと、七瀬ちゃんにごめんなさいするんやで、」
『わかってる、』
「うらたんと志麻くん、ええな、俺と坂田はさ、リスナーと繋がっとらんから、七瀬ちゃんとAちゃんと仲良くできるの嬉しいねん、俺推しやなくてもいい、ちょっとでもさ、ほかのリスナーと喋ってみたくて、」
『……繋がる気、ないの？』
「ないよ、関係バレるの怖いし何せ俺サラリーマンやっとるからそんな頻繁に会えへんもん、」
『…そっか、』
「だから、これからもAちゃん俺と仲良くしてくれる？」
『……あたりまえです、こちらこそ』
「…よかった、お金あげるからホテルまで帰り、」
『明日返しますね、』
「ええよ返さんで、感謝のお札やと思って」
じゃあね、って手振って居酒屋に戻っていくセンラさん
志麻くんもすぐホテル行くと思うって言ってくれたセンラさん、
なんで私に優しくしてくれるんだろうな、なんて。
タクシー捕まえてホテルに戻る、もう先に寝ちゃおうかな、
「…志麻くんのAちゃんやのに、すきになったとか言えんやろ…っ、」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2020年8月21日 20時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
坂田家/姫山(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました！志麻くんと名前ちゃんがずっと幸せだといいなー！志麻くんの結婚するの〜のせりふも好きですし、可愛かったです！次の更新も楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年11月26日 6時) (レス) id: 3f62c46ee3 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - えー！おわっちゃったぁ、、ずっと楽しく見させてもらいました！！センラさんとうらたんバージョン更新がんばってくださいね！！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: d2f47de1f6 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - ちこ。さん» ありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです！ (2019年11月25日 17時) (レス) id: 3d3fb492a7 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 志亜。さん» ありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです......！ (2019年11月25日 17時) (レス) id: 3d3fb492a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キラ
| 作成日時：2019年10月12日 14時
