男子水泳部に双子がきました。 (ページ34)

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29m ページ34

??(ふぅん。屋上プールか)

「留守番電話サービスです」

羽(出ないな。こっち来たら一度連絡寄こせって言ったのになぁ)

菅「羽生先生！」

羽「菅谷先生」

菅「昨日は代理お願いしちゃってすみませんでした～～～～っっ」

羽「もう体調は宜しいんですか？」

菅「はい！一晩寝てバッチリです！下旬には、もう都大会ですし！頑張らなくちゃ！」

羽「あぁ。そうだ。その水泳部の事なんですけど――…」

結「ロッカーにもないです…」

秀「教室にもないかぁ…誰かの荷物に紛れてるとかは？」

結「ないと思います」

ダ「こいつの勘違いなんじゃないですかー。コイツのもん盗む奴がいる気しねーもん。どうせ盗むなら！この！オレの水着の方が価値があるのに！！」

晴「もはやどこからツッコめばいいのか…」

A「こっちにもなかったよ」

秀「うーん。先生に報告した方がいいのかな」

晴「そうねぇ。まだ盗難って決まった訳じゃないけど…」

結「えっ。そんな！！恥ずかしいです！！はっ原田くんの言う通り僕の勘違いかもだし、家帰ってちゃんと確認しますっっ。ぼっ僕今日は陸トレやりますっ。だからもういいです」

秀「困ったなあ…大樹？」

大「チーズたらが喰いちらかされている」

秀「は？」

大「隣の教室も覗いてみるか」

秀「犯人、まだ近くにいるかも」

大「じゃ、オレこっちな」

優「あ、オレもー」

秀「オレたち、こっちね」

A「はーい」

結(うぅ…迷惑かけてる…)