男子水泳部に双子がきました。 (ページ23)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:18,839 hit

20m ページ23

有「大樹――しっかり――ガンバー！」

A「ファイト～」

譽「いいなぁー共学…オレも女子に応援されたい」

マネ1「イチイチ男子校生の心情を代弁しなくていいです。仁科主将は体休めてくださいよ。チームの記録はオレ達(マネージャー)がとるんで」

譽「次のレース終わったらな。ちょっと他校に新しい知り合い出来てさ。そいつのレース見てから」

マネ1「そっスか」

譽(26組中23組か。まぁ悪かないけど。さてどの程度の奴なのかな)

バチっベチベチベチベチベチンッ

大樹(…あ――この体を叩く音はいつ聞いてもシュールだな…。…うん。まぁ。この空気は久しぶりだ)

「続きまして23組のレースを行います」

ピッピッピッピピ―――…

「用意」ピッ
かくっ
大(あ)

A「あーぁかくってなってたね(笑)」
晴「…おっ。おバカーー！！！」
バシャンッ

晴「思いっきし出遅れてんじゃねぇか！！」

大(ヤベ。あー。やっちまった)

秀「…まぁ。フライングよりはいいかなぁ…はは…」

晴「大ちゃんは、ほんっっと雑なのよ…」

譽(すげー久々にこーゆーの見た…！！(笑))

晴「もーとにかく頑張って！」

有「こっ声出してこー！！ハイ！」

「「「スイ！」」」

大樹side～

『藤川には必要のない大会だからね』

あの物言いは正直引っかかったな

けど

今はそんなこと気にしてる場合じゃない

とにかく追うぞ

大樹side end