僕達の可愛い天使5

小学生には早い！ 【柿原徹也】 ページ3

『ただい((「なんで！！」なにごと？』



家に帰るやいなやAが怒鳴ってるんだけど(^^;)



神「だから。お前はまだ小学生だろ！」



「そんなの関係ないじゃん！」



？？



『ねぇ、なにごと？』



近くに座ってた良平に聞くと


木「なんか、友達がケータイ持ってたらしくてAも欲しいって」



あー。



「ゆうちゃんもりなちゃんもみんな持ってるんだよ！」



神「小学生がケータイなんてまだまだ早いの！第1持ってたっていらんでしょうが！」



「(⑉･̆н･̆⑉)むぅ…」



あ、終わったな。



吉「はいおーわり。みんな飯くうぞー」



全「「はーい」」



_____


『はぁさっぱり〜』



お風呂上がってリビングにいくと俺のケータイを見ているA。



『A』



「Σ(OωO )ﾋﾞｸｯ!?....ごめんなさい...」



『謝らなくていいよ。A、ケータイどうして欲しいの？』



「あのね...今日みんなと遊んだの。そしたらみんなケータイ持ってて....それでA1人だけ持ってなくて...」



仲間外れだったってことか。


『A、確かにケータイって言うのは便利だよ。すぐに連絡取れるし、何かあればメールができる。でもね、それ以上に怖いものでもあるんだ』



「怖いもの？」


『そ。もしAが俺にメールをしたとして、俺じゃない人がメールを見る可能性だってある。そしたら悪用だってされるんだよ』



「悪用？」



『悪いことに使われるってこと』



「そーなの...」



『神谷さんはそれを分かっててAのダメって言ったの。Aはそれでもケータイ欲しい？』



そう言うとAは黙ってしまった。



『さ、寝よっか』



「うん...」



まだ何かありそうだな。

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