最後はあなたと一緒

進展したい ページ1

ある晴れた日差しの気持ちいい朝。今年中学３年生の新垣愛鈴(あらがき まりん)は、今日も校門を少しワクワクしながらくぐる。
(今日は来るかな〜♪)
愛鈴は、2年生の2学期に出会った、好きな男の子がいる。
その子は・・・
「おはよっす！」
「おはよう！ゆっくん！」
学年一位の成績を誇る、クラスのムードメーカー、塚原優樹！(つかはら ゆうき)
愛鈴は、優樹の事をゆっくんと呼んでいる。
優樹「今日は、1時間目数学だぞ？お前大丈夫か？(笑)」
愛鈴「別に！苦手ってだけだから大丈夫！」
優樹「俺が一から教えてやろうか？(笑)」
愛鈴「いいって！もう！あんたに教えてもらわなくても間に合ってます！」
優樹「ほーう。じゃあ、今日の数学の小テストは満点だな？(笑)」
愛鈴「もう！ムカつく！」
優樹「楽しみにしてるよ〜(笑)」

優樹は意地悪な顔をして、席に着いた。
嬉しいことに、優樹と愛鈴は隣の席である。
愛鈴も席に着く。愛鈴は、隣の顔を見る。やはり自分の好きではないタイプの顔である。
優樹は、愛鈴が自分を見ていることに気がついていなかったようだ。
キーンコーンカーンコーン♪***
１時間目。数学の小テスト。やはり、解ける問題が少ない。そのまま終わり、回収・・・
そして、横を見ると、優樹の嫌みったらしい顔！！
愛鈴はにらむ。すると優樹は小声で「昼休み、話がある。」と言っていた。
愛鈴「は！？・・・分かった。」
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昼休み、優樹が話しかける。
「なあ、新垣〜。あ、ら、が、きー♪」
「何よw」
「今度男女グループで夢遊園地に行くんだけど、お前も行こうぜー」
「うん！いいよ！いつ？」
「2月14日の9時から！」
「わかった！どこで待ち合わせ？」
「うーん・・・じゃあ、俺がお前ん家に迎えに行くよ。」
「本当！？あざっす♪」
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そして、約束当日。
愛鈴は朝が苦手だが、今日は頑張って早起きした。それほど楽しみなのである。まず、コーディネートを考えていた。

愛鈴「白いワンピか、ショートパンツと切り替えが入ったブラウスか、・・・」
「迷う・・・(；´_ゝ`)」
「・・・・・・・・・・よし！決めた！」

髪の毛を結んで、朝ご飯を食べて、歯を磨き・・・etc...身支度完了！

愛鈴「行ってきます〜☆」

愛鈴の母「気をつけてねー♪うふっ♪行ってらっしゃい！」(きっとデートね♪)

優樹との時間→

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