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ご飯を食べたあと、
少し散歩をしようと家を出た。
｢早く戻るんだぞ？｣
『はーい』
草が生え、田んぼがあり、
進んで行くと並木道に出る。
そこは、夢でも見た懐かしい道。
『懐かしいな』
いつもドングリを拾って帰っていた。
たまに変な形をした落ち葉があって、
それを見つけて笑っていた。
そのまま山を登って行き、
山道を途中で左に曲がると、
私とテヒョンの秘密基地だった場所にでた。
まだ小さかったテヒョンの手を引いて、
たまたま迷った山の中で見つけた場所。
村が見渡せて、
反対にある山に太陽が沈むのが見える。
その光景がすごく綺麗で秘密基地にしたのだ。
ただ、初日は帰れなくて酷く怒られたのを
今でも覚えている。
あの時のお父さんはすごく怖かったから。
家に戻ると、棚には写真が飾ってあった。
魔術学校へ行く前に家族3人で撮った写真や、
小さい頃の2人の写真。
お父さんとお母さんのツーショットもある。
｢懐かしいだろう。｣
『うん。今度はテヒョンも連れてくるよ』
｢はは、そうしてくれ。
でもジミン殿下は連れて来ないでくれよ？
おもてなしなんてできないからな？？｣
『あはは！わかってるよ』
これからも、こまめに帰ろう。
話すことが1日じゃおさまりきれないから。
翌日、お父さんは見送ってくれた。
｢今度遊びに行くな〜｣
『待ってるね！』
ありがとう、お父さん。
いつでも待ってるよ。
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Kira(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます！励みになります。頑張ります！ (2021年2月24日 18時) (
レス) id: 8a6f8cf0e7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 楽しく読ませて頂いてます。ソクジンさんが謎多き存在で気になって仕方ありません。これから先も楽しみです！ (2021年2月24日 9時) (レス) id: 61ad699180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kira | 作成日時：2021年1月31日 17時
