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テヒョンとジミン殿下を見て
感じたことがある。
ジミン殿下はいつか騎士になりたいとおっしゃっていた。
テヒョンは魔術師だ。
ジミン殿下はもちろん剣術がトップクラスらしいし、
いずれ王となり騎士団を率いる人になるだろう。
テヒョンは持ち前の器用さから、
魔術師として出世すると思う。
2人とも綺麗な髪色をしてる。
いずれ、太陽の騎士と月の魔術師
なんて言われたりするのだろうか。
白金の髪と白銀の髪、太陽と月。
素敵だな〜……
なんて少し痛いことを考えては、
我に返って締め作業。
そうしていると、
カランカランと音をたてる扉。
『すみません、今日はもう………』
JN｢遅くなってごめんね｣
そこには今では
会いたくて仕方のなかった人が立っていた。
『ソクジン…』
JN｢ふふ、泣くほど寂しかった？｣
気づけば頬を伝っていた涙を
袖でグイッと拭き取れば、
JN｢あぁ、ダメだよ。綺麗な顔に傷がつく。｣
『泣いてなんかいません』
JN｢そうだね、僕の勘違いだったよ。｣
そう言って、いつものようにふふっと笑う。
JN｢美味しそうな香りがするね？｣
『よもぎパンです。食べますか？』
JN｢そうだね。じゃあ一緒に食べよう｣
『準備してきます！』
ゆっくり、ゆっくりと流れる時間。
この人が魔王だなんて、
きっと誰も思わない。
JN｢会いたかった｣
それくらい優しく笑う人。
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Kira(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます！励みになります。頑張ります！ (2021年2月24日 18時) (
レス) id: 8a6f8cf0e7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 楽しく読ませて頂いてます。ソクジンさんが謎多き存在で気になって仕方ありません。これから先も楽しみです！ (2021年2月24日 9時) (レス) id: 61ad699180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kira | 作成日時：2021年1月31日 17時
