記憶がなくなりあっても 【黄】

第7話 ページ9

ﾋﾟﾖｯ ﾋﾟﾖｯ

小鳥が泣いています。




ただ、雀が鳴いていることを伝えたかっただけです。

今は唯一外の空気が吸えるベランダのようなところにいます。

小さ子は角にぽつんと置いてあるブランコで遊んでいる

お年寄りの方はその子供達をあたたかく見守りながらお話をしている。




私は、、、ただ、1人お花を見つめているだけ。


『あぁあ…マイナスイオンだっぁ…』←？


るぅと「ま、マイナスイオンw？」

『へ？！る、るぅとさん？！ぅわぁ…ビックリしたぁっ…』

るぅと「す、すみません！ただ気になっちゃっただけで…w」


微妙にふ、ふざけているところを見られてしまっった…


るぅと「昔から人見知りでw話しかけるのが苦手でww」

『え？！そうなんですか？！なんかもう…少年だなぁってw』

るぅと「何wですかそれwwwww」
ーー

普通にるぅとさんと話しているとおじいさんおばあさんに話しかけられた


「仲がいいねぇ」

『あ、はいw』

「良くお似合いだねぇ」


お、お似合い？

るぅと「『え//あ、www』」

「あははw」



『でも彼には婚約者様がいらっしゃるので(笑)』



るぅと「…え？」





え？




『ご結婚されてたのでは？リングついてますし』


るぅと「いや、これ、僕のコートの中に入っていて、ノリでずっとつけてたんですw
　 すみませんw誤解招いちゃって…」


ノ、ノリ…だと？！



じゃぁ独身だったってこと？←もっと言い方無かったのか


『なぁんだ//ﾍﾟｼｯ てっきり結婚されてるのかと思ってましたw』


るぅと「痛いw」

『あっｱｯﾊｯ！！す、すみませんーー！！え、本当に大丈夫ですか？すみませんんー！』


私の改心の一撃をるぅとさんに与えてしまった。


はぁ…もうクセついてるわ。

「wwwwやっぱりお似合いだね」



るぅと「『そんなことないですよ//w』」

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