記憶がなくなりあっても 【黄】

第5話 ページ7

Aside

あれ？ここどこだろ…


気づいたら、真っ暗な世界みたいなとこにいて、パニックになった。


もしかしてﾀﾋんだ…とかはないよね…

すると、

ﾋﾟｶｧ

私のいる場所が光に照らされた

眩しっ…
ーーー

『ﾊｯ!』

さっきのは…夢？


看護師「あ！Aさん起きました！ドクター呼んで来ますね！」


バタバタし出す看護師さん達

すると

〜ﾟ.+:｡.+:｡〜

きれいなピアノの音が聞こえてきた。

それに惹かれて、私は看護師さんを待てずに、ベッドの横にあった松葉杖でそちらに行ってしまった。

ーーー

そこに行くと、茶色がかった髪の毛の人がおもちゃのギターで、曲をひいていた。


『それ凄いですね』

思わず声に出してしまい、焦っていると


？「ありがとうございます！ギターお好きなんですか？」

そう返してくれた。


『そうなんですよ…好きな人が毎日ひいてくれた記憶があって…』

そう。なんか思い出せないけど毎日、綺麗なギターの音を聞いてた気がする


すると足が痛み出してしまった

『いたたたた…』

？「大丈夫ですか？部屋まで一緒に行きますよ？」

その人も松葉杖で来ていて、一緒に部屋まで行ってくれると言った


？「みんなじゃーねー」

「またピアノひいてね！」

「おにーさんまた来てね！」

子供達の人気度から相当優しい人なんだなぁと思う


すると

看護師「あ！いました！Aさんそんなとこでなにしてるんですか？ほら、部屋行きますよ」


看護師さん達にバレてしまい、強制的に部屋に戻された。

ついでにあの男の人もね

第6話→←第4話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す