エージェントの警察学校奮闘の話。

21話 ページ22

諸伏「え？」


松田「遠慮してたけど…やってらんねーぜ！！
お前自分の親父と母ちゃん殺した犯人探してんだろう！？」


諸伏「ええっ！？」


松田「んで、さっきの捜索願の女の子が、その事件に関係がありそうでモヤってふ…違うのか！？」



諸伏「そ、そう…そうなんだけど…ダメだ！！」


どうやら松田の言ったことは正しいらしい。


諸伏「これは俺が解決しなきゃならない事件…
もう誰も巻き込みたくないんだ…
また誰かが死んでしまったら…」


「「「死なねぇよ」」」


ハッキリそう言った。


伊達「これまで散々…」

松田「ヤベェ橋渡ってきたけどよォ…」

降谷「6人いれば…」

萩原「何とかなったっしょ？」

あれ？
6人？？

え、

萩原「だよね〜Aちゃん！」


『へ、あ、う、うん、？』


松田「だから話しちまいなよ
ヒロの旦那…悪いようにはしねぇからよォ…」

諸伏「…ぷっ「悪いようにはしない」って…悪者の台詞だよね？」


降谷「確かに…」


伊達「よく悪代官とかが言うなぁ…」


萩原「陣平ちゃん根が悪だからね」


松田「うるせぇよ！」


諸伏「……わかった！話すよ…
今から15年前…俺の中の時計の針を凍りつかたせた…
あの鉄の匂いが立ち籠める…恐怖の夜を…」

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