エージェントの警察学校奮闘の話。

19話 ページ20

私達は鬼塚教官に呼び出された。



鬼塚「お前らも気づいていると思うが…
他の教官からも苦情が来ている…
最近風呂場と脱衣所の汚れすぎていると…」


女子はそんなに汚れてはないと思うんだけど…


鬼塚「であるかやして！！
体育祭が終わるまでの一週間…
貴様ら6人はさには毎日風呂掃除をしてもらうことにした！」


「「「「「はあ？」」」」」


『(え)』


何故


降谷「お、鬼塚教官…」

諸伏「それはいくらなんでも…」

鬼塚「なーに…貴様らがこれまでやらかした悪行三昧を償うチャンスを与えてやろうと言っているんだ…」

萩原「悪行三昧って？」

鬼塚「忘れたとは言わせんぞ！」


口を開くと確かに降谷達がやらかしたことばかりだ。


『あ、あの…自分は何故呼ばれたのでしょうか…
私はそこまで悪行はしていないかと…』


鬼塚「貴様は学校内での猫の餌やりだ！！！」


はあ…？

え、餌やり…？


あ、三毛猫ちゃんに？？


私餌やりなんて一度もあげてないんだけど…



言っても多分…



聞いてくれないよね…


『…わかりました』


流石に男子の風呂場でなく
女子の風呂場を任された。


教官室を出ていこうとしたとき
諸伏が何かを見ていた。


女の子の写真だ。

この子…


この間休みの日に見たことある気が…

鬼塚教官も気がついたようだ。

鬼塚「ああ、それは昨夜、この管区で捜索願が出された女児の写真だ！おつかいに出たっきり帰ってこないらしいが…」


諸伏「……」

鬼塚「何だ？諸伏…その子の事を知っているのか？」

諸伏「あ、いえ…前に街中で見かけたことがある程度ですが…コレ、もらってってもいいですか？
何か思い出すかも知れないので…」

鬼塚「ああ、構わんぞ！」

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