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『A、あなたって流石だわ。』
『何、どうしたの急に。』
『言いたくなっただけよ。』
あ、そうなの？という俺の彼女と、そうなのよ、という俺の幼馴染。
俺の知らないところで繋がっていたとは・・・。女って怖い。
3人で、暗くなりそうな道を歩いた。Aがあ、と声を上げる。
『今日、皆家にご飯を食べにくるみたいなの。2人とも来てほしいんだけど。』
『俺らも？』
『私もなの？』
ダイジョーブ、と笑って、彼女はまた歩き出した。今日はパパもママもいるんだ―、と自慢げに話す彼女は、すごく晴れやかな笑顔だった。
もう何度も見てきて、見慣れた家に到着する。大きいのね、と冷静なスジョンに、そんなことないよ、なんて言いながら俺らを迎え入れたAは、ただいまー、と大きな声でいい、玄関の靴を蹴った。
『オッパ達の靴きったなーい。』
『うるせぇ文句言ってねーで早く上がって来いよ！
お、お前、シカの妹？』
『スジョンです。』
『私の友達で、シカオンニの妹同士なの！！』
Aの言葉にフッ、と笑って、優しい笑顔のまんま、スジョンに向き直ったヒチョルヒョン。やっぱり、かっこいいなぁ。
『来てくれてありがとな。うちの末っ子をよろしく。』
『いいえ、こちらこそ。』
『しっかしシカそっくりだなー、ジョンインも早く上がれー！』
はい、と答えて上に上がる。みんな待ってたんだ、Aを。クリスヒョンタオセフン、アンバーテミン、ビーグルまで揃えられていて、なんだか既視感。そこにSJ東方、お母様とお父様まで。
『Aはいつ上がってくるんだ！？』
『落ち着けヒチョラ、靴あんだけ散乱させたのお前なんだから。』
『だって親父がそれしか方法はないって言うからだろ！』
・・・はいはい。
みんなが呆れて親子喧嘩を見ていると、階段を上がる音がした。入るときに渡されたクラッカーを持って、待機する。
・・・ん？これ何のためのクラッカーだ？
『遅くなりましたー・・・？』
『A、ジョンインおめでとー！！！』
ぱんぱんぱーん、なんて派手な音を立ててクラッカーが弾ける。俺も一応弾けさせといた。
・・・すいません、主人公もう1人ここに。
『え？ナニ？なんなの？』
『で、ジョンインは？』
テミンの能天気な声で、部屋が静まる。Aと目が合って、咄嗟にクラッカーを隠してみたけど。
『あ。』
『あ。』
『あぁー・・・。』
ヒチョルさん、この空気、どうにかしてください。
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@KI(プロフ) - こなつさん» コメントありがとうございます^ ^ 私だったら発狂ですね・・・笑 ヒ様お兄ちゃんだと、簡単には彼氏は作れなさそうですね笑 これからもよろしくお願いします。 (2015年5月27日 21時) (
レス) id: 312749a64a (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - 初めましてm(__)m豪華過ぎる人達に囲まれて主人公ちゃんはホントに幸せ者ですね！ヒ様が兄とか…憧れます(^O^)続編待ってます!! (2015年5月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 7e8c6396b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@KI | 作成日時：2015年3月31日 22時
