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.
『おい』
「げ。」
朝の登校。
また竹ぼうきの拓弥くんに会う。
『きん、』
「とっても元気ですよ」
『あっそ』
昨日、
「あの、」
『なに、』
怖くて聞きたくない。
『時間ないから早く』
「あの、…………きんぎょちゃん、」
声にしたら明白になっていく私の心。
ドキッと跳ねたのは私だけではなかったらしい。
目を丸く開けて
『その、名前は、』
「いや、えと、あの…昨日……そう言ってたから」
『聞いてたの』
「………ごめんなさい」
『…………これ』
「え、」
『短冊』
「………見てわかります」
『おじいちゃんがお前はいつも書いてるって言ってたから』
「……ありがと」
『変なこと言っていい』
「なんでしょう」
『ここら辺で金魚って名前の人知らない？』
「……いや、」
この人は金魚って人とどんな関係なんだろう。
だってきっとそれは、
私の名前。
だけど
その確証も証拠もない。
私の記憶は
『だよな』
「その人のこと、好きなの、?」
『お前に関係ない』
……….確かに。
それ以上なにも聞けなくて、
だけど、
３回目。
君の顔が寂しい顔をする。
『………短冊早く書いて』
それを隠すように
.
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桜弥 - とても面白かったです。更新頑張ってください。 (2017年3月26日 15時) (
レス) id: 62e665ac5b (このIDを非表示/違反報告)
め い な 。(プロフ) - ヨツバさん» ご指摘ありがとうございます！外させて頂きました。これで大丈夫でしょうか？ (2017年2月21日 6時) (レス) id: 0a9832592f (このIDを非表示/違反報告)
ヨツバ(プロフ) - オリフラはずし忘れてますよ〜 (2017年2月21日 6時) (レス) id: e7d9b78c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：め い な 。 | 作成日時：2017年2月20日 2時
