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story23 ページ27

紫耀side
『しっかりせぇや……A
あとちょっとや』



「んっ……紫耀？」



『気づいたん？あと少しでAの
部屋やで』




そういってドアノブに手をかけようと




Aの腰から手を離そうとすると




Aがバランスを崩して
前のめりになる




それを受け止めようとしたら
俺もバランスを崩してころぶ






『！？』




Aが覆い被さって一緒に転んだ



『いった………』




顔がすぐ近くにある……




可愛ええ



………！！


そんなことに気をとらえられてる
場合か！！平野しっかりせえや！




やっとの思いでベッドに到着



布団を被せて



………OK！！



「んっ………あれ？
ゆーくん？？」




へっ？“ゆーくん”！？



俺平野やで？



「ギューして？」





何言うとるん



さすがびやく………






ハグをしてあげた

ゆーくんやないけど







『おやすみ』




「やっ………行かないで
キスして？」





！？





もう俺知らんよ？




チュッ



「んっ……んはぁ
ゆっ………くんっ………はぁ」




舌を絡めた


「んんっっ！？んぁっ
んむっ」





口を離した



「ゆーくん行かないで」

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