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廃墟のビルに着いたタイミングで無線からジジジと音がした
おそらく阿部が次の行動について話すのだろう
「相手は銃を所持してる模様。相手が銃を使ってきたら、照、佐久間を先頭に翔太と舘さんは後ろで援護に入って」
「りょーうかい！」
「分かった」
「了解」
「ん」
「ラウ、目黒、康二は下っ端を殺さない程度に。ここ大切だからね？それでふっかは薬の回収に向かって」
「はーい！」
「任せとき！」
「はーい」
「おっけーい！」
「よし、それじゃあ任務開始！！」
阿部の掛け声と共に岩本と佐久間がドアを蹴り破り突入して行き他のメンバーもそれに続いた
「まずは1階から。そのドアを開けたら大量の下っ端が居るはず」
「了解阿部くん！」
「ここは俺たちがやるんで岩本くん達は上行ってください」
「ああ。頼んだ」
岩本達がドアの近くにあった階段で上に上がっていくのを確認して向井は夕日色に目を光らせた
「めめ、ラウ行くで？」
「おう」
「うん！」
向井は勢いよくドアを開け大きな声を出した
「みなさーーんご注目！！！」
「？！」
「なんだこいつ･･･っ！？」
「おお！皆さん俺のこと見てくれてありがとうなあ！！感謝やわ！やけど」
そう言うと口角を上げ
「皆さんが気絶するまで俺のこと見ててな？」
「は？ぐわあっ」
「げほっぐっ」
「な、何が起こってるんだ！！」
「康二くんもうちょっと頑張ってね！」
「ここ明るいからやりにくい･･･」
向井の方を見たまま目を逸らせない人達が目黒のロングソードとラウールの光をまとったレイピアに死なない程度に切り刻まれていく
「お、お前らなんなんだっ」
「ん？なんて？」
「お前ら誰？だってさめめ！」
「ふーん」
･･･そんなのお前らに名乗るわけないじゃん？
「ど、どこから声がっ！？」
目黒は相手の影に溶け込み後ろから剣で刺した
「めぐきゅん残酷やなあ〜〜！！！」
「ここにいる人達の視線集めて笑ってる康二に言われたくない。」
「おらあっ！」
「くっ･･･の、能力持ちかお前ら」
「えへへっ大正解！」
ラウールは笑顔で答えると手から光を出してレイピアに転送し電撃をまとっているレイピアで相手の腹を軽く刺した。
「電気もあるからこれくらいで十分だよね？」
「終わった？」
「皆康二くんの方見て倒れてる･･･笑」
「康二、もういいよ」
「ん？あ、はーい」
100人近くいた下っ端達は向井が立っていた場所を向いて不自然に倒れていた
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藤菜 - 初めまして！佐久間大好き！あべさくコンビも大好きです！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 2時) (
レス) id: 624e77d1d4 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - Sakuさん» 読みづらさは感じていないので大丈夫です！ (2020年3月29日 22時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！18禁のフラグを立てるとどうしてもそうなってしまう見たいです(;;)読みづらかったらごめんなさい！(;;) (2020年3月29日 9時) (レス) id: e149bd1562 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 初コメ失礼します。翔太が○太になってるんですがこれは故意でしょうか？いつも拝見させて頂いてます！応援してます！ (2020年3月29日 6時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saku | 作者ホームページ：http://Sakusaku
作成日時：2020年3月28日 15時
