無比の大将軍 (ページ6)

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5話　敵襲と奇襲ページ6

「そして昌文君様は秦国大王の側近であり将軍だ｡…だが､その味方のはずの昌文君様の首を味方であるはずの王騎将軍が王宮に持っていった…｡」

同国同士で争うことは中華の歴史を振り返ってもいまだかつてない｡」
「…僕は真実が知りたいだけだ」

…ｶﾞｻｯ…
(ｯｯ…奇襲…!?) 「君達､名前は!?」

「はぁ!?急にn((「速く!!」

「…俺は……信!!天下の大将軍になる男だ!!」

「俺は…嬴政｡」ｯｯ…!!!嬴…政!?

嬴政ってあの消えた大王の…か?
…いや､今はそんな事考えてる暇はない｡それに､信…天下の大将軍か｡中々言うじゃないか

「ﾌﾌｯ､いいね｡信｡天下の大将軍か
　信!!嬴政!!此処は任せる!!」

「ちょ､はぁ!?何がだ!?おい､A!!」

「…敵襲だ｡」

「「敵襲ｯｯ…!?」」

「僕は敵陣に進む!!」「なら俺もｯｯ…!!!」

「きっと､漏れ出した兵も僕たちの不意をついて此処にやって来るだろう｡君たちはここで､自分を守れ｡」
(このときに限って､何故敵襲を?夜は仲間が見えづらく､連携が取りにくいこと流石にこいつ等も知っているだろ…?引っかかる事は沢山あるが…少年2人いけるな…｡)

「…見つけたぞｯｯ!!」

ｷﾝｯ｡「此処から先は通さない｡……此処からは､この僕が相手だ｡……さぁ､誰から行く?」

「ふんｯ｡剣を持っているようだが…たかが､小さい女子如き一瞬に決まっているだろう｡ただ…なかなかに整った顔だな……今降伏すれば俺の女として向かいいれることもできるが?どうする?」

「…へぇ､じゃあ行きますって､行く訳ねぇだろ阿呆が｡女の僕をやれるもんならやってみろよ｡」

「ｯｯ…貴様ｯｯ!!八つ裂きにしてやれ〜ｯｯ!!!」

「ﾌﾌｯ､人間は激昂したときが一番､適切な判断が出来ないんだって｡知ってたか､お前ら｡」

ｻﾞﾝｯｯ､ﾊﾞｼｨｯｯ､ｻﾞﾝｯｯｻﾞﾝｯｯ!!!

「……ﾌｩ～…次､どいつ?」

「ｯｯｯｯ!!!!将軍…あの女､並みの剣士ではありません!!」