26 ページ26
海人side
ついに待ちに待ったクリスマス。
廉の楽しみそうな事ばっかり考えた。
まずは遊園地でしょ？ その後、オシャレなディナーを……フフっ｡廉楽しんでくれるかな
廉｢お待たせ｣
駅前のクリスマスツリーがある所で待っていると、廉が駆け寄ってきてくれた
海｢ううん。さっ。行こ｣
今日は廉に日頃のストレスとかを忘れさせる。俺が告った事も、悩みの種っぽいし、一時的にだけど忘れすくらい楽しませてやる
だんだんと地面が遠くなってゆく
俺らが座っているやつがガタンと止まった
次の瞬間
海｢ウキャャャャャャャャャーーーーー｣
廉｢ギャーーーーーーーーー｣
勢いよく、下に落ち始めた
分かるかなぁ……あの……名前分かんないけど、上から下にビューンって落ちるやつ。
初めは怖がっている廉を俺が勇敢に助ける的なのも想像してたけど……無理だこれ
地上にたどり着いた時、俺の足取りはフラフラで、俺が支えるはずだったのに、逆に廉に支えられるという……
廉｢海人？ 大丈夫か？｣
海｢俺の妄想が……｣
廉｢へ？｣
海｢…なんでもない｡大丈夫。次はそこ行こ｣
そう言って指さしたのは、お化け屋敷。
うん。お化けなんてないさ。おばけなんてうそさ
怖がってる廉を俺が助けるのはここだよね
海｢ギャーーー｣
海｢ヒェーーー｣
海｢助けてーー｣
なんで？ なんでこんなにも怖いんですか？
｢待て〜〜〜｣
こんな所で待つバカが居ますか？
お化け屋敷を出る頃にはもうヘロヘロ。
お化け屋敷の中では細い廉の腕をちぎれそうなくらいに掴んでたし……俺むっちゃカッコ悪いじゃん
廉｢海人。ビビりすぎやろ｣
海｢あれで怖くないって言う方がおかしいよ！！｣
廉｢そりゃ、怖かったけど、海人みたいに叫ぶほどやないわ｣
海｢俺がおかしいの？｣
廉｢おん。｣
海｢嘘だ。嘘だね。俺が普通｣
廉｢ハハハハハッ。｣
廉が大爆笑し始めた。
本当は俺が守るはずだったのに……
まぁいいや。廉が笑ってくれてるってことは楽しんでくれてるって事で良いよね
なんやかんやで、遊園地では、目的達成ってことで良いかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たべっこ(プロフ) - れんかいに幸せになってほしいと思ってます。海人くんの一生懸命な所かわいいです！ (2019年10月12日 0時) (
レス) id: 4035f86721 (このIDを非表示/違反報告)
蓮子 - 海ちゃん殺さないでください！！！！！ (2019年10月11日 19時) (レス) id: 150953e7da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽菜 | 作成日時：2019年10月6日 17時
