32話 ページ34
やったぜ、これで試合終了…
という流れでは今回はなかったようだ。まだ試合は続く。いつものパターンだとここで終わるやん？もうロスタイムだけど
相手が森村の方へ走っていく。そっちからの突破を図っているようだ。このはロールがあるから大丈夫だろ(雑)
森村が青いオーラを纏う。するりと相手からボールを奪い取った。本人も驚いている様子。じゃねえ、後ろからタックル来てる！
森村のドリブルで難なく突破。てか一瞬消えた？
森村から神童。まだ攻撃を続けるようだ。
「プレストターン！」
鮮やかな動きだ。あんな風に動けるようになりたいなー。
神童から松風。
「風穴ドライブ！」
いや一気に4人抜いてるんだけど。強すぎん？
「ファイアトルネード、ダブルドライブッ！」
爆炎を纏ってのツインシュートだ。カッコいいなーマジで。
「これ以上はっ…！ツイストリーーチ！」
伸ばし棒つけたら威力上がんの？
いやホントに威力上がってたわ。ボールはタッチの方に飛んでった。
相手キーパーのセーブ直後に、試合終了のホイッスル。
喜び、讃え合うチームメイト。なんかキャッキャしてるマネージャー。ホント無口な監督。決勝戦何もしてない俺。
まあ、よくやったよ。ここからは世界か。俺はどこまでできるのかな。まあとにかく、楽しみだな。
んん！？
ちょ、グラウンドに未確認生物おる！宇宙人っぽいけど…外見は。え、さっきまでの選手は！？アジア予選の決勝、ずっとこいつらと戦ってたってこと！？
みんなめっちゃ驚いてる。いや当たり前か。なんか青髪の人出てきたし。
豪炎寺さんが出てきた。皆彼から説明を受けている。俺を除いて。驚きすぎて何も聞こえない。いやマジ。
真名部からの要約:アジア予選はグランドセレスタギャラクシーの予選。
今までのチームの正体は異星人。
シーサイドスタジアム…。
なんか何の話も耳に入ってこなかった。
「お前達に求められるのは勝利し続けることだ」
「しかし、たったこれだけのメンバーで地球を救えと言うのですか？」
「いや、これだけではない」
「まさか、補充メンバーがいると？」
いや俺の出番なくなるからやめて！ねえホントに！ベンチウォーマーになっちゃうから！
「よっ、みんな！」
「円堂さん！？もしかして、補充メンバーって…円堂さん！？」
「いや、俺じゃない。お前達の仲間に加わるのはコイツだ」
「私は『市川座名九郎』と申します」
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作者名：名無 | 作成日時：2020年1月30日 21時
