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Aside
城内の長い廊下を歩いていく。
メタくんの背中だけが頼りだ。
(待って背中なかった)
わたしがよそ見をしながら歩くから、すぐ自分のマントを踏んで転びそうになる。
『うわっ、?!』
突然目の前に手が差し出される。
『な、なに?』
メタ「さっきから危なっかしいからな、」
え、え?
つなげって?
い、いや、
メタ「どうした?」
『〜っ、』
この天然やろうめ、と心の内でつぶやいて、
わたしは少しの反抗心で彼の手ではなくマントをつかんだ。
メタくんの足がぴたり、と止まる。
メタ「ここが其方に与えられた部屋だ、好きに使うといい」
『そっか…ありがと』
どんなボロ部屋かと思ったら、
カーペットも照明もちゃんとしてるし、
暖炉まである。
メタ「明日の朝、話を聞かせてもらうからな」
『うん』
メタ「それでは、失礼する」
メタくんがいなくなった部屋は、
一人で使うには少し広すぎるような気がした。
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かな(プロフ) - 元々アニカビが好きだったのもあるけどこの小説を見てもっとアニカビが好きになりました!次の更新待ってます!( ^^) (2021年4月14日 14時) (レス) id: 7f86f7b6ad (このIDを非表示/違反報告)
ユイライ - 貴方の小説でアニカビが好きになります! 次の更新を待ってます! (2019年4月28日 14時) (レス) id: 5ef358040d (このIDを非表示/違反報告)
きなコ(プロフ) - 亜ヶ差咲喜良 さっきゅんさん» ありがとうございます〜( ; ; )全然大丈夫ですよ!とっても嬉しいです〜! (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9836afc845 (このIDを非表示/違反報告)
亜ヶ差咲喜良 さっきゅん - ごめんなさい。間違えてコメント打ってました....正しくは[これからも頑張って下さい!]でした。ごめんなさい!(スマホの入力苦手だなんて言えないです...) (2018年8月18日 20時) (レス) id: 0c19715ff6 (このIDを非表示/違反報告)
亜ヶ差咲喜良 さっきゅん - いつも楽しみにしています!これからも頑張って下さいって (2018年8月18日 20時) (レス) id: 0c19715ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなコ | 作成日時:2018年8月1日 23時