小学生の君には見覚えがあります

ポアロ ページ18

ある意味自業自得とも言えるけど、あの時返事をしてしまったのは過去の自分を恨むしかないと思う...__





遡ること1時間と数十分前


「ねえ、Aちゃん今日一緒にポアロに行かない？紹介したい人もいるんだ！！」



いつも通り私の周りをうろちょろしているコナン君が今日に限ってとてもめんどくさい


折角の休み時間なんだから寝たいのに、頭がガンガンして周りの子の声がさらに追い打ちをかける


自業自得だけど本当に辛い、だけどお父さんが心配するから保健室にはいけない。


どうしよう、と考えているうちに適当に相打ちを打っていたせいか先ほど言ったことにも了承してしまったのだ



『はいはい、わかったよぉ...』



「本当〜！嬉しいなぁ..じゃあまた後でね。」



「今日の3時に集合だからね、お店の住所はコレね！！」


訳もわからず受け取った紙を握りしめていると用済みとでも言いたいかのように走り去っていくコナンくん





ぼーっと受け取った紙を見つめながら目を閉じる



公安の時は、徹夜なんてなんてこともないことだったのに子供の体のせいか全然体力がもたない。




瞬く間に意識は朦朧とし授業が始まる直前に歩美ちゃんに起こしてもらった


歩美ちゃんしゅき。



もらった紙と約束を思い出して顔が真っ青になりながら5時間目を終えたのが数分前



ランドセルを背負いながら、ため息をついて紙を破り捨てたい衝動に巡らされる



『アァァァ...もうやだ、家で寝ようかな..けど約束破るのは大人としてどうかと..』



髪の毛をくるくるさせながら枝毛を眺める

どうしよう。イケメン店員とか興味ないし、絶対同期どもの方がイケメンだし


コナンくん怖いんだよなぁ..情報収集とか向いてないし、ハニートラップとかもってのほかだし



こんな顔してる小学生いないって..と思いながら、長かったような下校を終える


ガチャリとドアを開きながら今日の放課後は長いぞーっと半笑いで用意を進め始めた。



ーーー




この作品を読んでくださっている皆様。ありがとうございます

こんな低語彙力の謎の塊の小説を読んでいただき感謝しかありません。

これから話を進めていきたいのですが息抜き程度に更新できる新しい物を作らせていただきました


同期が全員縮んでやってきたんだが、↓

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Nekoazi/

こちらも是非ともよろしくお願いいたします。

読んでくださりありがとうございました！

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