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『…私、今でも好きなの。
海斗と過ごした部屋で、海斗のお花育てて、ずっと想ってた』
「…は？海人は、」
『中村さんは、さっきたまたま会ってコーヒー運ぶの手伝っただけだよ』
そう言うと海斗の長い腕が私の背中に回る
『海斗はもう私の事なんて忘れてるんだと思ってた、』
「言ったじゃん。
いつまでも想ってる、これからもずっと愛し続けるって。」
海斗が離れると私の肩に手を置いて目が合う
「もう一度、俺と付き合ってくれませんか？」
『…私、離れられなくなっちゃうよ？』
「Aは俺がいないと生きていけないもんね」
『海斗は私がいなくても生きていけるの？』
少し意地悪な質問
でも、海斗にはたくさんの可愛い女の子のファンがいるから、私じゃなくてもいいんじゃないかってこの後に及んで不安になる
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作者名：あやんちゅ | 作成日時：2021年2月24日 23時
