【ハイキュー】私は全てキミ次第【菅原孝支】

〜45〜寂しい？ ページ46

Aside



澤「そうか、合宿が終わるまで

　 っていう約束だったもんな」






　日向くんの発言により


　皆さんも、私が今日までだと


　いうことに気づいた






　珍しく私まで忘れていた


　月島くんに強制的に任命され


　終わる頃には、やっとかと


　思うはずだったんだけど






　・・・その時間は意外にも


　長くて、濃い時間だった


　キミが居るからかもしれないけど


　それ以上に色々なことがあった






　あれ、私・・・おかしいな


　感傷的になんて、まったく


　ならないはずなのに


　なんだか、寂しいとか思ってる






菅「A？」


『!!・・・何？』


菅「いやーぼーっとしてたから

　 大丈夫かなって思って」


『大丈夫だよ・・・』


菅「そっか、それとお疲れ様

　 合宿に付き合ってくれて

　 本当に助かったよ」


『ううん、いいの

　どうせ暇だったから』






　「お疲れ様」という言葉が


　もう終わりだということを


　物語っていた






潔「Aちゃん、ありがとう

　 すごく助かったよ」


澤「ありがとう、当間さん

　 面倒な部員見てもらって」


西「当間!!ありがとなー!!」


田「俺、田中龍之介です!!

　 覚えてください!!

　 ありがとうございました!!」


日「当間さん、ありがとう!!」


月「・・・ありがと」


澤「じゃあ、最後皆で当間さんに

　 お礼するぞー」


全「ありがとうございました!!」






　高校生活、2ヶ月目にして


　早くも、何か心から


　抜け落ちた気がした


　

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