鬼滅の刃〜竈門家次女〜

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炭「どうして今２人がそうなったのかは
わからないけど！でも！」




？「簡単な話だ。傷口に鬼の血を浴びたから鬼になった。人喰い鬼はそうやって増える」




炭「妹たちは人を食ったりしない！！」




必死に話してもわかってくれない男。




？「よくもまあ今しがた己が喰われそうに
なっておいて」




炭「違う！俺のことはちゃんと
わかっているはずだ！！
誰も傷つけさせない！！
きっと禰豆子と夢主を
もとに戻す！！
絶対治します！！！」




？「治らない、鬼になったら人間に
戻ることはない。」




炭「探す！必ず方法を見つけるから殺さないでくれ！家族を殺した奴も見つけ出すから！俺が全部ちゃんとするから、だから！だから....」




男は先に暴れている禰豆子を
刺そうとした。


炭「やめてくれぇぇぇぇぇ！！」



『……ウガァァ！！』



いつの間にか起きていた夢主が
男に威嚇し始めた。



？「……」



男は黙って夢主を見つめる



が



すぐに禰豆子を突き刺そうとした




『……！！！』


もう…これ以上俺から奪うのは……




炭「やめてください……どうか妹を……
殺さないでください……
お願いします……」



土下座をしたとき


？「生殺与奪の権を他人に握らせるな！！」




…！？




？「惨めったらしくうずくまるのはやめろ！！そんなことが通用するならお前の家族はころされていない！
奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が
妹を治す？仇を見つける？笑止千万！
弱者には何の権利も選択肢もない！悉く力でねじ伏せられるのみ！！
妹を治す方法は鬼なら知っているかもしれない、だが！鬼共がお前の意志や願いを尊重してくれると思うなよ！
当然俺もお前たちを尊重しない、それが現実だ！なぜさっきお前は妹に覆いかぶさった、あんなことで守ったつもりか！？
なぜ斧を振らなかった、なぜ俺に背中を見せた！！そのしくじりで妹をとられている！
お前ごと串刺しにしても良かったんだそ！」

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