→悲鳴嶼行冥・時透無一郎 ページ37
悲鳴嶼行冥の場合
悲鳴嶼さんは鬼殺隊の中で一番強い
だから柱である私もよく一緒に鍛錬をしているのだ
ガッ
2つの木刀があたり鈍い音が響き渡る
貴「悲鳴嶼さん…手加減してないですよね…?」
悲「…Aは十分強いからな。手加減なんてするわけが無い」
貴「…嬉しいです!」
お世辞だとしても悲鳴嶼さんにそう言って貰えることは私にとって本当に嬉しかった
バキッ
私の木刀が割れ、悲鳴嶼さんの木刀にヒビが割れた
悲「…少し休憩をしよう」
貴「そうですね」
縁側に座っててもらい、私はお茶の用意をする
貴「どうぞ?」
悲「すまないな。…A、腕を上げたな」
貴「いえ、そんな私なんてまだまだです…。私は悲鳴嶼さんのように強くありません…柱として不甲斐ないですよ」
悲鳴嶼さんのように力もなく、私なんかが助けに行っても頼りないだろう
悲「そんなことは無い。お前は誰よりも努力していて柱にもなった。Aほど柱に向いている者はいない。ここまで良く頑張ったな」
そう言い私の頭を撫でてくれた
貴「…ありがとう、ございます…!」
私は少し下を向き泣いた
悲「(Aは本当に努力している。これからももっと強くなる。それ迄必ずAを見ていよう)」
✳
時透無一郎の場合
私は最初無一郎くんが苦手だった
刀を持って、たった2ヶ月で柱になったと聞き少し興味を持っていたが、何を考えているか分からず私はそれが苦手だったのだ
しかし、記憶を取り戻した今そんな考えはもう無い
無「Aさん!」
私の名前を呼んで可愛らしい笑顔を見せる姿は年相応で前とは大違いだった
貴「無一郎くん!任務帰り?ウチによってく?」
無「いいんですか?…ならお言葉に甘えて」
こうやってたまに自分の家に誘い話し込むことも多くなった
貴「あー…本当に無一郎くんは可愛いねぇ…抱き締めたい」(真顔)
こんな事を真顔で言ってしまうくらい弟みたいで可愛い
しかし、無一郎くんは少し拗ねている
無「…Aさん、」
そう言われ無一郎くんの方を向くと私の手を取りそのまま流れるように手に口付けた
貴「え!?」
無「僕だって1人の男だよ、油断しないで」
貴「〜ッッ!」
年下の男の子を侮ってはいけないと思った
無「(Aさんは僕の事弟みたいって思ってる。今度からは男としてみて貰うといいな)」
✳
何気に悲鳴嶼さん初めて書いた…!!
→煉獄杏寿郎・宇髄天元
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2018年8月16日 23時