淡い恋心 其の参 【リクエスト受付中】

煉獄杏寿郎 お風呂 ※凛月様リク ページ28

煉「ふむ…やはり風呂はいいな！なぁA」


貴「ソウデスネ…」



ど う し て こ う な っ た







遡ること1時間前―――



私は任務が終わり、自分の屋敷に帰っている途中の甘味処で聞き覚えのある声が聞こえた


？「うまい。うまい!!」



これは確実に…



貴「…杏寿郎」


煉「む、A！任務帰りか?」



炎柱 煉獄杏寿郎だった



貴「うん。杏寿郎も任務帰り?」


煉「そうだ！それで今少し立ち寄って団子を食べていた。Aも1つどうだ?」


貴「あ。そうだねぇ…食べようかなぁ〜」




疲れた時は甘味は最高だしね！！

こんな流れで私達は他愛のない話をしながら団子を食べ、少しゆっくりした





煉「さて…そろそろ行こう。送るぞ!」


杏寿郎は立ち上がり私に手を差し伸べた


貴「わざわざありがとね」



そう言いその手に自分の手を重ね歩いた







―――と、ここまでは良かったんだけど…



ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ



なんとここで雨が降ってきました!!

家まではまだ遠い為2人で走ることとなった(柱だから普通の人の2倍は早かったけどね!)

その結果、私の屋敷に着いた時はもうびちょ濡れだった




貴「やっちゃったね…」


煉「まぁこんなこともあるだろう!仕方がない!!」


貴「とりあえず、部屋行こう。拭かなきゃ風邪ひく」



ひとまず部屋に連れていった後手拭いを貸し拭いた



煉「ふぅ…それにしても随分降っているな」


貴「そうだね…杏寿郎、自分の屋敷戻るの大変じゃない？泊まってく?」


煉「ふむ…いいのか?」


貴「大丈夫だよ！…というか、いつも泊まってるでしょ?」


煉「それもそうだな!それではお言葉に甘えてお願いする」



元々泊まることも多かったので杏寿郎の寝巻きとか諸々は大体あるし大丈夫だろう

ていうのはいいんだけど…
このままだとマジで風邪ひく!!拭いただけじゃ無理だね!!寒い




貴「お風呂沸かしてくるね、風邪引きそうだし」


煉「そうだな、俺も手伝おう」


貴「いいよ！大丈夫!!一応杏寿郎はお客さんなんだからこの部屋から動かないで待ってて!!」



着いてこようとする杏寿郎をグイグイと部屋に押し込み私はお風呂を沸かしに行った




☆*。




さて、こんなものかな
お風呂沸かすのって割と大変だよね



貴「へっくしゅん!!」



本格的に寒い！
さっさと杏寿郎に入ってもらって私も入ろう！



そう思い呼びに行こうとして脱衣所の扉を開けたら、


貴「きゃぁ!!」





目の前に杏寿郎が立っていました!!

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