錆兎 香り ※ルナ様リク ページ43
この話の錆兎は生きていて21歳です!
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錆「なんか今日のお前いい匂いするな」
一緒にAの屋敷の部屋で過ごしている時、風によって運ばれたその匂いを嗅ぎ、錆兎は言った
貴「あ、これ?よく気づいたね」
そう言うAに錆兎はより匂いが分かるように近づく
貴「ちょっ…近い近い」
どんどん迫ってくる錆兎をAは両手で押し返す
錆「ふっ…照れてるのか?」
貴「違うから!!」
錆「冗談だよ」
冗談を言われ焦るAの頭を錆兎は優しく撫でる
錆「で、誰から貰ったんだ?」
貴「え、私貰っただなんて一言も言ってないよ??」
錆「Aが普段付けないような香りを纏っているなんて貰い物以外有り得ないだろ」
貴「ごもっとも…」
こんなことまで分かる錆兎は何なんだろうか
読心術でも持っているように的確に当てる
確かに貰った物なので正直に話す
貴「これ義勇から貰ったんだよね。よくよく嗅いでみると藤の花の香りするでしょ?」
そう言いAは懐から貰った香水を見せる
錆「これを義勇が?」
貴「そう。義勇曰く、護身用らしいけど…。まぁ無闇に鬼は寄ってこないし、いい匂いするから付けてるんだよね」
あの義勇が意外といい趣味してて吃驚した、なんてAは笑って話す
しかし、錆兎はじっとその香水を見ながら動かない
香水を見つめている錆兎に違和感を感じAは顔を覗き込むように話しかける
貴「錆兎…?どうしたの?」
錆「気に食わないな」
そう呟いた後錆兎はAの腕を引っ張り、自身の方に引き寄せてから噛み付くように口付けた
貴「!?…んむッッ…!…ぁ…んっ…」
錆「んっ…」
いきなりの口付けにAは抵抗出来ない
角度を変えて何度も何度も求められる
錆「はっ…いい顔」
やっと口を離されて両手で顔を包み込まれ表情を見られる
貴「いき、なり…なんなの?」
何度も口付けられた為上手く話せない
錆「例え、義勇でもAが男から贈り物を貰うなんて俺からしたら面白くない。香りなんて俺の匂いに包まれればいいのにな」
貴「嫉妬…?」
錆「悪いか?」
優しく笑ってAを抱き締める
それに応えるようにAも首に腕を回した
貴「ううん。悪くないよ。寧ろ嬉しい」
そう言うと、錆兎は一瞬目を見開いた後直ぐに意地悪そうに笑った
錆「そうか、なら何されてもいいな?」
その言葉を合図にまた2人は口付けをした
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2018年8月16日 23時