鬼殺隊員兼、審神者になりました！弐

小話:伍【バレンタイン】 ページ16

『どうして…』




どうしてこうなった！？









ー遡る事、数時間前ー





私は今、無限城に居ます。(唐突)





『無惨、今すぐ私を返すか、返すか、返せ。』






鬼舞辻「まぁそこまで唸るな。今日はお前に『何もいらん。返せ』その口を塞ぐぞ」






懐から何かを出した様に見えたがいい予感はしない。





鬼舞辻「“チョコレート”と言うものでな…食え」





絶対食べちゃいけないやつだ…






『何も入って居なければ食べる。』





鬼舞辻「入っていない。だから食え」






『……童磨…(ボソッ』




べベンッ




童磨「お呼びですか〜？ってAちゃんだ〜！」





鳴目ちゃんが良いタイミングで童磨を呼び出した。






『童磨、あのチョコレート、食べたら話し相手になってあげる。』




童磨「えー！？本当！？」





鬼舞辻無惨のチョコレートの近くまで行き、手を伸ばすとその手を切断される。





鬼舞辻「鳴目、童磨を返せ。」





っていう事をあらかじめ予想しておいた私はチョコレートを１つとっておいた。





『童磨！あーーーーん！』





童磨「‼あーん！」




それを童磨の口に投げ入れると…




童磨「ん゛っ！？」





口から血を吐き出した。






『ジー』




鬼舞辻「……」






白露刀「はいはいそこまでーーー！！」

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