三 ページ4
「A、友達はできたの？」
「百人以上できたよ......」
「うふふ。なら良かったわ」
驚かないのかよ、とツッコミを入れながらもソファに投げ捨てていたバックをまた取りにソファに行く。
面倒くさいことをしている自覚はあるものの、投げ捨てるのはやめられない。
片付け終えた頃に、母からこう告げられる。
「そうだ、真菰ちゃんが貴女に友達が出来るか不安にしてたわ。錆兎君もずっとそわそわしてたって行ってたから、行ってあげなさい」
そう、先ほども述べたように、腐れ縁は鬼殺隊でもあるのだが、水の呼吸の縁はとてつもなく固く結ばれていた。
恐らく、チェンソーで切っても切れない。
私の弟弟子や妹弟子達は、私のお隣さんという形で、またこうして仲良くしていた。
その関係性を思い出した私は、その場に立ち尽くすということしか出来ずに、母に心配された。
いや逆に怖いわ。なに、何で結ばれてるの私達は？
錆兎と目を合わせられないだろうなぁ、と思いながらも鱗滝さんの家に行くのであった。
・・・
「Aさんっ！お友達出来たっ？」
「出来たよ、真菰ちゃんは友達と一緒のクラスになれた？」
「うん、五年二組なんだよ！」
それでね、と学校の話を続ける真菰ちゃんは誰から見ても天使と言えることだろう。
どうやらあの二人は剣道で帰りが遅くなるらしく、リビングにはいなく、今頃学校で剣を振っていることだろう。
鱗滝さんも帰ってきており、キッチンで良い匂いを漂わせていた。
この匂いは＿＿炒飯だろうか？
良い匂いすぎて腹の虫が鳴ってしまう。
幸いにもその音は小さく、誰にも聞かれることがなかった。
「先生、ただい＿＿Aさん！？」
「置いていかないでよ、錆兎......？Aさんっ！あ、えと、キメツ学園おめでとう！」
真菰ちゃんと話している間に時間は、一時間が経っていた。
ただいま、という言葉を最後まで言えずに、私の名前を呼んで目を見開いていた。
前世の記憶も交じっている為、いつも見ていた錆兎がずっと幼く、可愛くみえる。
前の錆兎はあんなに可愛くなくなってしまったというのに。
「お、おめでとう御座います！久し振りですね、少し」
そう言えば、ここ三週間くらい会っていなかっただろうか？
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澪(プロフ) - 更新待ってます (2020年1月14日 2時) (
レス) id: 75338ea4b0 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡(プロフ) - 続きが気になりますが、無理せず頑張ってください！ (2020年1月6日 4時) (レス) id: dc2340447c (このIDを非表示/違反報告)
きょんくま - 続きが気になる！ 更新頑張ってください (2019年12月10日 23時) (レス) id: 84b976fd79 (このIDを非表示/違反報告)
橙咲智歌(プロフ) - キミの小説は凄かった！！ごめんなさいすっごく好きですこのシリーズ!!!!!!更新待ってます…！！！頑張ってください！！！！ (2019年10月31日 0時) (レス) id: ab073858ed (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん← (2019年10月8日 0時) (レス) id: 118fe0956f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明晰夢を毎回みたい！ | 作成日時：2019年9月13日 19時
