十七 ページ18
「居残り最悪やんな」
「体育祭で生徒にやらせてどうするんだよ。これも仕事だろ」
「宇髄っちー！酷いよー！...あっ、ガム頂戴」
「変なあだ名だなぁ、おい。......何味が良い？」
「ぶどう」
そう言うと、なぜか鼻で笑われた。
ムカついた私は宇髄さんを軽くチョップし、体育祭の仕事をちまちまと手伝い始める。
体育会系の人は元気に運んでいたり、走っていたり(？)しているのだが、生憎私にはそんな体力は存在しない。
前世は体力オバケだったが、今世の私は平々凡々。the普通。
だから全く体力はないに等しいし、勉強に力を入れていたから＿＿いや、勉強も殆どしていない。
前々世の記憶を頼りにして先生という職に辿り着いた訳だ。
前世がなければ、私はニートだったといっても過言ではない。
.......そう思うと、強くてニューゲームは凄いと感じる、ありがとう記憶持ってて。
「あー、煉獄来ないかな」
「煉獄ぅ？いや、そんなに先生にならねぇだろ。しかも柱が」
「なるかもしれないじゃん、あの熱いやつだぞ？というか来てくれ」
「百歩譲って先生になるとして、キメツ学園に来るとは限らねぇから」
「(来るんだよなぁ......)」
知らない宇髄さんに笑いを堪えながらも、手を進めた。
喋ってると「ちゃんとやれよ」って目で見られるからちゃんと道具を運ぶ。
もう、体育祭は目の前だ。
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澪(プロフ) - 更新待ってます (2020年1月14日 2時) (
レス) id: 75338ea4b0 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡(プロフ) - 続きが気になりますが、無理せず頑張ってください！ (2020年1月6日 4時) (レス) id: dc2340447c (このIDを非表示/違反報告)
きょんくま - 続きが気になる！ 更新頑張ってください (2019年12月10日 23時) (レス) id: 84b976fd79 (このIDを非表示/違反報告)
橙咲智歌(プロフ) - キミの小説は凄かった！！ごめんなさいすっごく好きですこのシリーズ!!!!!!更新待ってます…！！！頑張ってください！！！！ (2019年10月31日 0時) (レス) id: ab073858ed (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん宇随さん← (2019年10月8日 0時) (レス) id: 118fe0956f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明晰夢を毎回みたい！ | 作成日時：2019年9月13日 19時
