五十九 ページ17
「カァ、カァ！産屋敷イ行ケ！！御館様カラノ呼ビダシ！！」
「えっ？......えっ？」
私はなんの罪を犯してしまったのだろうか。
焦りや、不安で心臓がバクバクと跳ねあがり、頭の中が真っ白になる。
考えれば考えるほど、怖くなる。
死にそうだった、不安で心臓が押し潰されそうだった。
鴉は、「ハヤクイケ！！」と頭を突っついてきて、いつもは手で払いのけるのだが、今回はする気力が無かった。
私の気持ちも知らない癖にこの鴉！！！
この世界では、御館様に呼び出されるのは、死ぬか柱の報告...だが、私はあの下弦を倒していない。ので、死ぬしか選択肢がないのである。
「鴉ちゃーん...私死にたくないよぉ」
鴉に命乞いしたとしても、どうにもならないが、何かしていないと色々な意味で無理だった。
・・・
「貴方様に会えるなんて光栄でございます」
「かしこまらなくて良いよ、A。今回は君に大事なことを任せたいんだ」
この時間が、ずっと続いて欲しかった。
どうせ、“任せる”のでは無く、任務とか言ってそこで私を暗殺するつもりなんだ。
鬼のせいにして、殺すつもりなんだ......
ニコニコしている御館様は、悪魔のように見えてくるが、死ぬ間際だというのに落ち着いた。
まだ、御館様の顔には火傷のような痕は少なく、とても素晴らしい顔だった。整ってる。
「君を、柱に就任させたいんだ」
「......えっ？」
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瑠偉(ルイ) - 友達が漢字違うけどこはるです！ (2020年3月27日 15時) (
レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 美夜さん» ありがとうございますっっ！！気遣いありがとうございますっ、どんどん更新していきますっっっ！！！ (2019年8月22日 9時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
美夜 - ありがとうございます！最新話が読めて幸せです！作者様のことも応援してますので、無理はしないで下さいね (2019年8月22日 9時) (レス) id: fc04754ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 皆さんの投票まとめましたので、お暇があればご覧下さいね！これからはストーリーも更新しますので〜〜(*´▽｀*) (2019年8月22日 9時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - どっちも人気なので鯖兔と宇髄さんどっちも書いてみてはいかがでしょうか(私がみたいだけ) (2019年8月22日 3時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明晰夢を毎回みたい！ | 作成日時：2019年8月15日 18時
