五十四 ページ12
「やっぱ団子美味ぃわー」
昨日に続き、また甘味処に来ている。
なんか前はシリアスっぽかったし、(!?)今回はもぐもぐするだけになりそうな気がする。
また、口の中いっぱいに団子を詰め込み、甘い団子の味、食感を楽しむ。
また私の隣に人が座ったが、今回の人は何も言わずに座る人らしい。
私も言わない人だ。カナエさんが凄すぎただけなんだな、美人な人は中身も綺麗なのか。
「おはぎ」
「ん”...ゴホッゴホ」
「ア”?」
男の人がおはぎ頼むと思わなくて団子を詰まらせてしまった。
水が欲しい。切実にそう思った。
「...水」
「ゴホ、ありがとうござい__えっ」
「はァ?」
隣の人が水を渡してくれ、顔をよく見てしまうわけだが、見たことのある傷、白い髪。
それは、不死川実弥の姿にそっくりだった。
あっ、おはぎ納得しましたわ。
したけど、したけど、「えっ」とか言ってしまったので、変な目で見られている。
けど、すぐに...なんと呼んだら良いのだろう。不死川さん?実弥さん?...不死川さんか。
うん。不死川さんが「あ」と言う声をだして、私を指差した。
「お前倒れてた奴じゃねえか」
「え?」
「あー、選別の時だよ」
そう言われ、最終選別のことを思い出す。
倒れてたと言われると、おんぶしてくれた舌打ちした人しか思い浮かばなかった。
あっ、その時の?
そう言われると、なんか不死川さんな気がしてきて、どんどんと姿が思い出された。不死川さんだったのね、あれ。
「あっ、あの時はありがとうございました」
「...別に」
まぁ、舌打ちされたのは怒ってますけどね。
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瑠偉(ルイ) - 友達が漢字違うけどこはるです! (2020年3月27日 15時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 美夜さん» ありがとうございますっっ!!気遣いありがとうございますっ、どんどん更新していきますっっっ!!! (2019年8月22日 9時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
美夜 - ありがとうございます!最新話が読めて幸せです!作者様のことも応援してますので、無理はしないで下さいね (2019年8月22日 9時) (レス) id: fc04754ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 皆さんの投票まとめましたので、お暇があればご覧下さいね!これからはストーリーも更新しますので〜〜(*´▽`*) (2019年8月22日 9時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - どっちも人気なので鯖兔と宇髄さんどっちも書いてみてはいかがでしょうか(私がみたいだけ) (2019年8月22日 3時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明晰夢を毎回みたい! | 作成日時:2019年8月15日 18時