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第六話 ページ7

炭治郎side

それから、俺達は教室を出て行ったんだけどAは歩いている時もずっと不機嫌だった。

これからお館様の所に行って報告しなきゃいけないのに…それに、不機嫌だと煉獄さんが飛んで来ちゃうから…

そう思っていると、伊之助がいつもの猪の被り物を被って言った。

伊之助「おいA!どっちの方が早くお館様の所に行けるか勝負しようぜ!紋逸と権八郎もだ!」

善逸「ええ…嫌だよ」

伊之助の提案に善逸は乗り気じゃなかったけど、伊之助は伊之助なりにAの不機嫌を直そうとしてるんだよな…

炭治郎「炭治郎だ! …良いじゃないか、俺はやるぞ!善逸はやらないのか?」

『…何時までも不機嫌だと兄上や炭治郎達に気を遣わせてしまうな…よし!俺も参加するぞ!』

そう言うとAはいつも通りの笑顔になった。

俺が時間を確認しようと時計を見ると、時間がヤバかった。

このままじゃお館様の所に時間通りに行けない…!

『うむ。間に合わんな…』

Aは俺の視線の先にある物に気付きそう呟くとそこらへんで蹲っている善逸の肩を叩いた。

それも『…お館様のところに行く時間だけは遅らせたくないのだが』と言う言葉付きで。

善逸「ア゛ーーーーーーーッ(汚い高音) やめてーーーーーッ!!!その般若みたいな顔やめてェーーーーッ!!超怖い!超怖いからッ!」

『…なら走れ』

そんな会話を終えた瞬間、俺達四人は走り出した。

勿論呼吸使ったけどな。

〜数分後〜

ギリギリ間に合った。

でもあの時、呼吸使って全力疾走してなかったら遅れてた…

お館様と一緒に待っていたのは…煉獄さんと甘露寺さんだった。

杏寿郎「A!ギリギリだぞ!」

煉獄さんの声が聞こえると、呼吸を整えていたAはバッと顔を上げた。

『すみません兄上!』

と謝った。その次は甘露寺さんがいつも通りの笑顔で言った

蜜璃「A君!お帰りなさい!」

『…ただいま…と言って良いのだろうか?』

なんて言う会話をしている間に、Aが『…構口少…炭治郎、善逸、伊之助。少しだけ長くなりそうだから先に帰ってて良いぞ』と言ってくれた。

お館様は、相変わらず微笑んでそれを見ているだけだった。

その後は、俺達は言われた通りに先に帰った。

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- 待ってます! (2020年12月28日 16時) (レス) id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - いいえ!((‘д’o≡o’д’))無理なさらないでください!いつまでも更新お待ちしています (2020年12月19日 22時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
夜空サン - コメントをして下さった皆様、ありがとうございます…!これから、ゆっくりでも更新をしていこうと思っていますので「それでも良いよ」って方は、これからも宜しくお願い致します…! (2020年10月29日 20時) (レス) id: a0cdd8f03e (このIDを非表示/違反報告)
らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人(プロフ) - もう更新はしないのでしょうか……? (2020年10月19日 18時) (レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 更新楽しみです (2020年8月3日 22時) (レス) id: 1a03f5333b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年9月15日 12時

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