鈴の音［鬼滅の刃］ (ページ16)

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十三話　　炭治郎side ページ16

それにしても…穴を掘ったのか……。妹がモグラみたいになってしまった

そしてすごく
顔をしかめているよっぽど日に当たりたくはないんだな

俺「ちょっと待ってろ」

そうして、禰豆子だけではなくAが入れるくらい大きめの籠を作った

俺「ここに入れるか？昼間も先に進みたいんだ。俺が背負っていくから

…入る

ここに

籠」

俺がそういうと、禰豆子一人しか入らない大きさになった

Aが入らないな…

禰豆子も大きくなったなぁ…この間までもっと小さかったのに

Aも見たときはすっごく小さかったのに…

俺「ん？禰豆子、お前大人の女の人くらいに大きくなっただろう。

あれと逆に小さくなれないか？

小さく禰豆子小さくなぁれ」

すると禰豆子は籠に突っ込んでいって、Aと同じぐらい小さくなった

俺「おおっ！えらいえらい！いい子だ禰豆子！すごいぞ！！」

そして、Aをそっと持って、一緒の籠にいれる

まだ目が覚めなくて心配しているのか、禰豆子はAの頭を撫でた

俺も一撫でして、出かける

「狭霧山に行くならあの山は越えなきゃいけないけど…もう日が暮れるのにそんな大荷物背負っていくのかい？危ないよ」

俺「十分気を付けます！有難うございました。」

「ほんとに人が行方知れずになったりしてるからね！迷わないようにね！」

といって俺は狭霧山に向かった

夜

俺「あっ、やっぱりお堂があるぞ！あかりが漏れているから誰かいるみたいだけど行こう！！」

すると、香ってきた、あの匂い

俺「！！血の匂いがする！！この山は険しいから誰かがけがをしたんだ！！」

そういって隣にいる禰豆子の手を引っ張る

俺「大丈夫ですか…」

俺が戸を開くと、血まみれの人と、血まみれの人を喰っている奴がいた

「なんだおいここは俺の縄張りだぞ俺の餌場荒らしたら許さねぇぞ」

人喰い鬼

「ん？妙な感じがするなぁ…お前ら、人間か？」

すると、鬼はすごい速さで俺に覆いかぶさった

まけじと俺は斧を振りかざす首元にあたった

「ハハ、斧かハやるな

でもこんな傷すぐ治るからなほらもう血は止まった」

俺「！？」

ズズズ…と先ほど受けた攻撃が治っていった