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───鬼。この世界には私と彼しか存在しない生物である。


有栖川ヱリカは17歳の誕生日を1人で迎えた。

高校2年生。

年齢的に子供だが、心は子供でも大人でもない微妙な時期。

これを“思春期”と呼ぶ。

そんな彼女はいつも“輪の外”にいた。


誕生日の夜…

彼女の家にある1人の鬼が現れた。

名を『黒死牟』と言う。


───ヱリカの歯車は狂い始めた


【ATTENTION】

・黒死牟さんの口調がまだ掴めていないので、似ていなかったりするかもしれません。

・物語の構成上、クールでかっこいい黒死牟さんでは無い時が度々あります。

・誤字,脱字があったらこっそりと教えて下さい。

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作者名:☆Erika☆ | 作成日時:2021年1月23日 2時

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