久しぶりに祖母の家に帰ると鬼殺隊士が居た。【鬼滅の刃】

12.悪人滅殺 ページ12

柱の皆さんに見送られて早10分。


しま○らに到着です。


蜜「わぁ！大きいわね！始めて見るものが多いわ！」


感動している最中、申し訳ないのだが、


『ごめん、トイレ！！！』


蜜「oh………………」←


蜜璃ちゃんの輝いていた目も、光を失い。


申し訳ない！！！


『すぐ戻るから！』


小走りでトイレに駆け込む。


あそこに蜜璃ちゃんを置いてきちゃったけど、大丈夫かな？


ちょっと心配。


何かあったら伊黒さんに怒られちゃう。




手洗いも済まし、急いでさっきいた場所に戻る。


だが………………


蜜璃ちゃんはいなかった………………



(嫌な予感がする！)



『蜜璃ちゃーん！？おーい？どこぉぉぉ！？』


………………………………………………


返答なし。


ヤバイ。


そろそろ焦ってきた。


『ちょ、蜜璃ちゃん！？本当にどこ行っちゃったの！？』


すると


蜜「やめてください！」


！？！？


蜜璃ちゃんの怒った声がきこえてきた。


声が聞こえた方へ走っていくと、複数人の男性に絡まれている蜜璃ちゃんがいた。


蜜「貴方達にはキュンキュンしないの！さわらないで！それに私には連れがいるの！来ないで！！！」


男１「まぁまぁ、可愛いんだからそんな顔しないの。」


男２「何？彼氏？こんな可愛い子ほっとくなんてひどいね！そんなやつよりも俺らと遊ぼうよ。」


男３「っていうか、鬼滅の刃の甘露寺蜜璃のコスプレ？似てるね！特に胸m…


ｲﾗｯ


マジキレた。


胸元で判断してんじゃねーよ！


どう見たって可愛い可愛い甘露寺蜜璃だろーがよ。


それに、お前らなんかみたいなブスよりも、カッコいいイケメンの蜜璃ちゃん思いの伊黒さんがいるんだよ！


お前らみたいなやつらがさわって良いような人じゃない！


『退けや糞共がぁぁぁ！！！』


我慢できなくなってしまった私は、汚い言葉と共につい足が出てしまった。


お得意の回し蹴り！


一人の男がブッ飛んでいった。


蜜「Aちゃん！」


『蜜璃ちゃん、我慢しなくて良いよ。こいつら、思いっきりぶん殴っちゃって！』


思い出したよ。


こいつら、巷で有名なヤンキー共じゃねぇか。


悪さばっかりして、何度も警察にお世話になっている奴ら。


蜜「本当に！？じゃぁいくわよぉぉ！！





えいっ★」←


わぉ！


二人いっぺんに飛んでいっちゃった！


三人は情けない格好でピーピー良いながら逃げていった。


私と蜜璃ちゃんは顔を見合わせてふふっと笑った。

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