第51話 ページ7
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須磨「Aちゃん?大丈夫?」
雛鶴「顔色がよくないみたいだけど…」
「あ…、全然大丈夫です!あの、不死川さんの好物は誰にも言わないで下さい」
須磨「え?うん!」
「それでは今日はこの辺で。また鎹鴉と手紙を飛ばします」
まきを「いつでも飛ばしていいからな」
雛鶴「頑張りましょうね」
今すぐ謝りに行かないと…
黙ってると大変な事になりそうだから
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あぁ…どうか、殺されませんように…
無事に帰れるといいけど
「不死川さん、今大丈夫でしょうか」
実弥「なんだァ?」
「本当に申し訳ございません。本当に…」
実弥「お、おい…顔上げろォ。なんで土下座なんてしてんだァ」
「不死川さんの好物を教えてしまいました」
ああ…不死川さんが怖くて顔上げられない
でも、気配が怒ってない…
怒るというか、唖然としてる…?
実弥「誰に教えたァ…」
「宇髄さんのお嫁さん方に」
実弥「……(宇髄の嫁?なんでだ?いや、俺の好物が宇髄に伝わったら……くっ…落ち着け。相手は14の女だ……)」
「本当に…すみません…」
実弥「取り敢えず中入れェ」
不死川さんがお茶を出してくれた。
怒ってない?怒ってないの?
でも絶対怒ってる気がする…
気配察知するのやめよう
実弥「なんで宇髄の嫁に?」
「しんぼ…、いや…」
親睦会は言ったらだめだ!
お館様にも言われてるし
「お嫁さん方とおはぎを食べていたら、つい…。ほんとにすみませ…」
実弥「もう謝るなァ。まだ宇髄の嫁なら…」
でも、結局は皆にバレちゃうんだよね…
もういっそ言った方がいいか
「不死川さん。人の好物を笑う人なんてただのクズです。そんな人のことなんて放っておきましょう。構う必要はありません。私は不死川さんがおはぎ好きだと知ったときいいなと思いました。好物なんて人それぞれなんですから」
↑真顔
実弥「お、おゥ…。(急にすげェ喋りだした…)」
「ですから不死川さん。好物を隠すのはやめましょう。好きな物は堂々と好きだと言えばいいんです」
実弥「そ、そうだなァ…?」
「す、すみません。私がこんなこと言ったら…」
実弥「いや、大丈夫だァ。ただし、無理に広めないでくれ」
「はい!ありがとうございます!」ニカッ
よかった…
なんか凄い上から目線で言ってしまった
でも気配は怒ってない
不死川さんはやっぱり優しいなぁ
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あまみっつ(プロフ) - コメントありがとうございます。嬉しいです!そして不死川さんはすけb((んん"っ、すみません (2020年5月9日 21時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
かぷちーの - とても面白いです!更新頑張ってください!不死川さんはおはg(( (2020年5月7日 21時) (レス) id: 5678088658 (このIDを非表示/違反報告)
あまみっつ(プロフ) - 夏蜜柑さん» コメントありがとうございます。不死川さんの反応や如何に…?笑 更新頑張ります! (2020年3月26日 11時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
あまみっつ(プロフ) - にゃんこさん» コメントありがとうございます。夢主ちゃんうっかりですね笑 (2020年3月26日 11時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 不死川さんww好物バレてしまったwwww とても面白いです!続きが気になります。更新頑張ってください (2020年3月26日 8時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまみっつ | 作成日時:2020年3月22日 22時