鬼滅の世界に入り込みまして.2章

第88話 ページ46

.





…なんか無一郎くんおかしくない…？

つい先程、甘味を頼んでくれた。
無一郎くんと私の分だけだけど。


同い歳だし、それくらいなら私だって出来るんだけどな…


ちらりと無一郎くんを見る。

うむ。いつも通り。
私の考えすぎか！




因みに、無一郎くんはアイスクリームを、
義勇さんはみたらし団子を頼んでいた。

うん可愛い。もうなんか全て可愛い。←






定員「御注文の品お持ちしました。きなこ餅、みたらし団子、あいすくりぃむで御座います」





来たきた！私のきなこ餅くん！！

テーブルに置かれたそれは、私にとって輝かしい物である。



「いただきま…」


早速食べようとしたが、二人がこちらを見ている。

いや、ちょっと…食べにくいかな…


無一郎「食べていいよ。見てるだけ」


いやだからあんまり見ないでほしいな…なんて…


…二人の視線が気になる…うぅ



が、しょうがない！

ここは食べるしかないよね！


勢いよく頬張ると、、口いっぱいに広がるきなこ達。もちもちの餅！！


はぁぁ、最高…



義勇(むふふ…可愛いな)

無一郎(幸せそう…)






そこで、ようやく二人も食べ出した。

いや、私のこと見る必要あったかな…






.






視界に入るアイスクリーム。

どうしても気になってしまう。


この世界に来てから食べていないのだ。

食べたくなるよね。うん。



無一郎くんにばれないようにこっそり見ていたはずが…





無一郎「あいすくりぃむ、食べる？」




はっと我に返る。

無一郎くんだもん。そりゃ気付くわ。



「大丈夫！無一郎くんの無くなっちゃうし…」


無一郎「はい。あーん」



今の話聞いてた！！？


スプーンにアイスクリームを乗せてこちらに向ける。


どこか嬉しそうな無一郎くん。


あ、めちゃくちゃイケメン。プラス可愛い。
彼氏感半端ないですぞ。無一郎くん。



「あー」



気付けば口を開けていた。

あれっ、なんで？？←


そのまま口にスプーンを入れられる。


うん。美味しい。

久しぶりのアイスクリーム頂きました…

無一郎くんから。。。


逝ける…((



.

第89話→←第87話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す