鬼滅の世界に入り込みまして.2章

第65話 ページ21

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カナヲ「冨岡さんに…？」

しのぶ「ちゃんとありますよ。急にどうしたんですか？」

「え？えぇと…その、昨晩“好きだ”って言われて…」






きよちゃん達は疲れていたのか、寝てしまった




しのぶ「なるほど。あの時ですね」





しのぶさんは薄々気付いていたんだろう。
さすがだ。





アオイ「意外と気付いたらすぐ行動する方だったのね…」

「気付いたら？」

しのぶ「はい。実は、冨岡さんの風邪が治ってから、蝶屋敷にいらっしゃったんです。そこで、Aの事が好きだと気付かせてあげたのですよ」

「そ、そうだったの…！」

しのぶ「気付いたせいであのような事になってしまうなんて、少し予想外でしたけど…」






じゃあ、あの告白は本気だったんだ…
義勇さんは私の事が好き…なんだね
……これってまじかな！？夢とかじゃないよね！？
だってあの義勇さんだよ？かっこいい義勇さんが？私に？

こんな事があっていいのか…






カナヲ「Aはモテてるね」

しのぶ「時透くんもAのこと好いてますもんね」

アオイ「柱2人にだなんて…大変でしょうね」

「え、えぇ…」






大変な事になってしまった…
どっちかなんて言われたら選べないよ！？






しのぶ「何かあった時はすぐに言ってくださいね。そして、遠慮せずこうしてください」





しのぶさんが腕をシュッシュっとして見せる。
抵抗はあるけど、流石に身の危険を感じたら手は出るよ。きっと





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