第30話 無一郎くんの継子 ページ33
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「しのぶさん、私、時透さんの継子になろうかなと思ってます」
しのぶ「あら?突然どうしたんですか?」
「つい先程、時透さんにお誘いを受けまして、私もよく考えたんです。空の呼吸は花や蟲とは全然違うから、鍛錬も異なり、しのぶさんが大変なので…」
しのぶ「そう、ですね…。確かに私もその件について悩んでいるんです。時透さんの継子になれば、より強くなれますね。
…これは私の我儘になるんですけど、Aの師範でなくなるのは寂しいです…」
しのぶさん…
少し照れながら、申し訳なさそうに話してくれた。
「私も、しのぶさんの継子じゃなくなるのは嫌です。でも、しのぶさんを悩ませるのはもっと嫌です」
しのぶ「A…」
「大丈夫です。私達は繋がっています!髪飾りがあります。…それに、毎日蝶屋敷に行きます!わ、私だって寂しいですから…」
しのぶ「そうですね。繋がってます…。いつでも来てくださいね」
私だって寂しいよ…。蝶屋敷の皆のこと大好きだもん。
カナヲにも挨拶行かなきゃ
カナヲ「A、行っちゃうの…。(Aが決めたんだから、仕方ない…)毎日来てね。や、約束だよっ…!」
「うん、約束。カナヲとの合同任務、楽しみにしてる!」
あぁ、そんな悲しい顔しないで。
笑ってもらう為、抱き締めてみた。
カナヲはびっくりしてたけど、「ありがとう」と言って笑ってくれた。
蝶屋敷での最後の日を存分に楽しみました!
アオイちゃんからは美味しいご飯の作り方教わったし、最後は全員で双六出来たし。
______
無一郎「決めた?」
「はい!準備はばっちりです」
無一郎くんが来る前から準備を整えて、来るのを待っていた
無一郎「そんなに僕の継子になりたかった?」
整え終わった荷物を見て、少しニヤっとしながら聞いてきた。
「そんな事はないです!いや、ないわけでもないけど…」
無一郎「クスッ、行こう」
何故か無一郎くんは私の手を握り、歩き出した。何故に!?
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あまみっつ(プロフ) - ソウさん» コメントありがとうございます!確かに似てる(調べてきた奴) そうですかね… 嬉しいです!これからも頑張りますー! (2020年3月24日 11時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
ソウ - 夢主ちゃん、めっちゃスーダンの罪木ちゃんに似てr((殴 技名がネーミングセンスありすぎて羨ましいです…!更新頑張ってください!!(●´ω`●) (2020年3月24日 8時) (レス) id: 61b9d5a883 (このIDを非表示/違反報告)
あまみっつ(プロフ) - よつばさん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張りますー!ですよね笑 これからも更新頑張ります! (2020年3月16日 11時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
よつば - 無一郎くんいいですね!私も一緒に寝たい…笑 更新頑張ってください!次の更新待ってます! (2020年3月16日 0時) (レス) id: 2aabda0c04 (このIDを非表示/違反報告)
あまみっつ(プロフ) - にゃんこさん» コメントありがとうございます!ほんとですか笑分かりますー!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2020年3月15日 11時) (レス) id: 4646edcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまみっつ | 作成日時:2020年3月6日 22時