鬼滅の世界に入り込みまして

第13話 最終選別 ページ15

そういえば、カナヲと同じ時に最終選別ってことは、炭治郎達もいるんだよね。
…おっ、あれ善逸だね。玄弥もいた。
炭治郎も発見！
炭治郎、頑張ってね



輝利哉・かなた「今宵は、鬼殺隊の最終選別にお集まりくださって、ありがとうございます。この藤襲山には、鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込められており、外に出ることは出来ません。
山の麓から中腹にかけて、鬼共の嫌う藤の花が1年中狂い咲いております。しかしここから先には、藤の花は咲いておりませんから、鬼共がおります。
この中で7日間生き抜く、それが最終選別の合格条件でございます」

[長くてすみません。原作と同じことを言ってるので、飛ばして読んでも大丈夫です]



よし。

「カナヲ、絶対生き残ろうね」


カナヲ「うん。約束だよ」


指切りげんまんをして、別行動となった。

東の方には炭治郎が行ったから、私は南に行こ



＿＿＿＿＿＿＿最終選別2日目



今までの鬼は呼吸を使わなくても頸を斬れたから、そこまで強くなかった。

今私の数メートル先にいる鬼はなんか気配が違う気がする。すごく小さいし
見た感じ120cmくらいしかない。

よし。このまま頸を狙う


鬼の頸を斬ろうとした瞬間

「えっ！？」

すっとんきょうな声が出た
だって、小さくなったんだもん。
禰豆子ちゃんも小さくなれるけど、この鬼は弱いはず。
続けて刀を振るが、全て体の大きさを変えられて斬れない

「あなた、血鬼術使えるの？」


鬼「使えない。ただ、大きさは変えられる。なぜか知らないけど」


それにこの鬼、攻撃してこない
何かおかしい



木を使って斬ろうとして、空高くに飛んだとき、

えぇっ！！

鬼が大きくなってきた。物凄い速さで。

素早く身を捻り、なんとか躱したけど、ほんとに危なかった。
もう少しでお腹に頭突きくらうところだった。頭突きどころじゃなく、鬼には2本の角が生えてるから、その角が刺さるところだった。

これは作戦を考えなきゃ

私が頸を斬ろうとすると、小さくなる。
斬る時の構えは上からで、小さくなった瞬間に下から刀を振れば上手くいく。

まずは相手を油断させる為同じように斬りかかる。

何回か振ったあと、作戦実行

早く走って、早く刀を振る。
予想通り小さくなった！
よし、下から

「花の呼吸 肆ノ型 紅花衣」

斬った！
鬼の頸は転がっていった
でも無表情

「びっくりしたよ。あなた凄いね」

鬼「俺、馬鹿なんだよ」

それだけ言って消えていった

「成仏してね…」

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