気づいたら柱になってた 肆！【鬼滅の刃】

第佰肆拾弐話 ページ15

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童磨がいなくなってから暫しの間、沈黙が訪れた。




鬼舞辻「貴様が鬼になった経緯はなんだ｣




朧「……妹を守る為だ」




そう答えた途端、何処からか変な物体が僕の身体を貫いた。




朧「……ｶﾞﾊｯ…！！」




鬼舞辻「口の利き方がなってないな…だが、」




そいつは僕の血をペロリと舐めると、




鬼舞辻「…特別な稀血だと言うのは本当らしい」




と微笑み、僕の身体を貫いていたものをズルリと引き抜いた。




鬼舞辻「朧、貴様を気に入った」




朧「……は…？」




人の身体貫いといてよく言うよ、ほんと。




でも鬼になったのは嘘じゃないみたいだ。
さっきまでぽっかり空いていた僕の身体は、いつの間にか綺麗に塞がっていた。




鬼舞辻「その口の利き方も貴様なら許そう。今から私が言う事には必ず従え。｣




嫌々その言葉に頷いた。




鬼舞辻「貴様は人を食わなくていい、その代わりひと
月に一度私に血を寄越せ。」




人を、食わなくて…いい？それに血を寄越すって、やっている事はアイツらと変わらないじゃないか。




鬼舞辻「なんだその顔は｣




朧「…僕に利益がない」




鬼舞辻「ほぅ？…ではその際に私の血もやろう。そして…＿＿＿＿＿＿＿。｣





！！！





朧「…分かった、」








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一応説明
↓

鬼舞辻は朧が持つ稀血を飲めば1000人以上の人間を食った時と同じ栄養を取れると気づき、殺さずに傍においていた。


まぁ、簡単に言えば朧に対しては少し甘かった←

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