朝日と共に。 ページ7
you side
初めて、こんなに心が落ち着いた。
もう何年も前、家族を失って
鬼舞辻にやられたあの日から
何年眠っていたのか分からない。
普通なら死んでるはずだったのに。
暖かい感覚が俺を包んだのを覚えてる。
あれは炭治郎だったんだ。
炭治郎が俺を助けてくれたんだ。
鬼である事を、
炭治郎に伝えたら･･･どうなる？
炭「おはよう、A！」
「お、おはよう･･･」
炭「体はどうだ？大丈夫か？」
「あ、ああ･･･大丈夫」
俺が体力の限界が近づいていた。
少しでも血を補給しなければならない。
でも、どうしたら･･･
炭「大丈夫か･･･？」
「た、炭治郎っ･･･頼みが、あるんだ･･･」
炭「どうした？」
「じ、実は･･･俺っ、･･･」
俺は鬼だ、
そう言おうとした時だった。
口の中に何がが入ってきた。
「っ、！？」
炭「ぇえ！？ね、禰豆子！？お前っ、！
何してんだよ！？こら禰豆子！！」
「っ、･･･」
禰「･･･む、」
炭「ね、禰豆子･･･？」
この妹･･･俺を、助けてる、のか？
炭治郎の妹、禰豆子が
どうやったのかはさておき
流血している指を俺の口に入れてきた。
体力はほぼ回復し
ついでに禰豆子の傷も治った。
炭「い、一体何をっ･･･」
「･･･すまん、炭治郎。正直に話す。
妹、少し兄貴を借りてもいいか？」
禰「む！」
妹が頷いたのを確認して
俺は炭治郎と外へ出た。
炭「A？どうしたんだ？」
「･･･今から話すことで
炭治郎が傷つくかもしれない。
それを覚悟で･･･聞いてくれるか、」
炭「それは･･･聞く、聞くけど･･･」
「･･･俺は、半々なんだ」
炭「半々･･･？」
外を歩く2人。
炭治郎は頭に？が浮かんでる。
「半分、鬼で･･･半分が、人間なんだ」
炭「えっ、！？」
「俺は･･･1度も人を食った事はない。
･･･信じてもらえなくてもいい。
ただ、何かしらで体力を消耗したり
傷を負ったりした時･･･人間でも鬼でも
少量の血で回復するんだ。
お前の妹は･･･眠りで回復する、だろ？」
炭「わ、分かるのか！？」
・
※とにかくバラバラ。
柱が出たり出なかったり。
とにかく架空の物語。
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作者名：おさむらい | 作成日時：2020年10月19日 15時
