異変。 ページ45
you side
透明になった・・・、?
もしかしてこれ、無惨の力・・・?
よく分からないままだったけど
とにかく炭治郎たちの所へ戻ろう。
「え、・・・寝てる?」
みんな寝てる。揃いも揃って。
・・・でも、炭治郎は
「・・・なんで、泣いてるんだ、」
炭治郎の目から溢れた涙を
指で拭ってやった後、
俺はあの気配を感じた。
血気術だ。
煉獄さんも、善逸も伊之助も
そして炭治郎も手を綱で繋がれてる。
見知らぬ人達と一緒に。
辺りを見渡すと
切られた切符が散乱していた。
切符そのものに血気術が・・・?
切符を切ってもらわなかったから
俺は・・・助かってるのか。
・・・じゃあ禰豆子も、?
「・・・禰豆子、大丈夫か?」
禰「む!」
「よかった。禰豆子、みんな寝てるんだけど・・・何があったか分かるか?」
禰「む!むーむー!」
「・・・そっか、やっぱり切符だったんだ。それと・・・炭治郎が、」
禰「・・・む!!むー!!!」
禰豆子は泣いてる炭治郎の頭を
優しく撫で始めた。
全く起きない炭治郎に
禰豆子は頭突きをして、
少しずつ反応をし始める。
炭「・・・ん、」
禰「む!!!」
「炭治郎っ、!起きろ!炭治郎っ・・・!」
炭「・・・A、?禰豆子・・・、?」
「起きろっ・・・!何かおかしい・・・!この列車・・・なんか変だっ、!!」
炭「え!?」
「とにかくおかしいんだっ!禰豆子、みんなの綱を切ってくれ。炭治郎はみんなを起こしに回って!」
炭「Aはっ、・・・!どこに行くんだっ、!この列車、危険な匂いがする!1人じゃっ・・・」
「大丈夫。大丈夫だよ、炭治郎」
炭「え・・・」
俺は体をまた透明にして
異変の正体を探すことにした。
(みんな幸せな夢を見てるね・・・)
「!?」
(もう目覚めることはできないよ・・・?)
・・・声?この声は誰の声だ・・・?
「っ・・・!」
俺はその時気配を感じた。
炭治郎たちに危機が迫っていると。
急いで炭治郎たちのいる車両に戻ると
炭治郎に刃物を向けている女の子。
炭「・・・ごめんっ、!」
女の子「うっ、・・・」
炭治郎はその女の子を気絶させた。
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作者名:おさむらい | 作成日時:2020年10月19日 15時