きっと、大丈夫。 ページ31
善逸side
「・・・伊之助、」
伊「・・・俺ノ事八・・・気二シナイデ・・・」
「・・・、」
伊「な、何すんだテメェっ、!」
Aは黙って伊之助の被り物を取った。
伊之助は顔に傷があり、
心做しか落ち込んでるような表情だった。
「・・・カッコイイぞ、伊之助」
伊「は、・・・はっ!?」
善「!?」
炭「!?」
「弱いから何だよ。俺は伊之助が
怪我しようが負けようが何だろうが・・・
カッコイイと思う」
伊「っ・・・」
善「なっ、!」
炭「っ、!?」
Aは伊之助の頭を撫でた。
当然伊之助の顔は真っ赤なわけで。
伊「(・・・ホワホワ、)」
その時、
病室に1人の男がやって来た。
炭「あ、冨岡さん!」
冨「そろそろ屋敷に戻る」
「・・・冨岡さん、すみません。
少しの間お世話になります」
炭「よろしくお願いします、冨岡さん」
善「はっ、よろしくお願いしますっ!」
冨「・・・行くぞ、」
Aは冨岡さん、という人に連れられ
俺たちに「早く元気になってね」と
小さく微笑みを浮かべて病室を出た。
炭「よし!
早く俺たちも元気になろう!」
善「・・・なぁ、炭治郎」
炭「??」
善「・・・俺、Aを信じるよ」
炭「え、・・・」
善「禰豆子ちゃんももちろん信じてる。
Aもきっと、人間に戻れる。
炭治郎の事も伊之助の事も、
俺は信じたいんだ」
炭「へへっ、ありがとう善逸」
A、もう少し待ってて。
俺も、炭治郎も伊之助も、禰豆子ちゃんも
ちゃんとAを信じてる。
早く元気になって
また一緒に前に進みたい。
胡「Aくんはもう行かれましたか?」
炭「あ、しのぶさん・・・!
ついさっき、冨岡さんと出ました」
胡「驚きました。
禰豆子さんの他に、人を食らわない
そんな鬼がいたなんて」
炭「・・・きっと、2人を人間に戻します」
胡「冨岡さん、
きっとAくんを守ってくれます」
炭「え?」
胡「もちろん、私もお2人を認めています。
危険な時は私もお力添えします。
冨岡さん、屋敷に人を呼ぶこと
あまりないんですよ?」
炭「そ、そうなんですか!?」
俺と伊之助は唖然、としてた。
・
作者Twitter始動!
リクエストやお友達募集してます!
@0009tgz
・
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おさむらい | 作成日時:2020年10月19日 15時