半々な俺なのに。【鬼滅の刃】

柱なんて。 ページ24

炭治郎side




？「あのぉ〜･･･
もうすぐお舘様がお見えになるので
勝手に処分するのは･･･」









お舘様･･･？
一体ここはどこで
この人たちは誰なんだ･･･













？「冨岡も･･･そいつと鬼を庇ったなら
罰を受けるんじゃないのか」






そんな･･･冨岡さんは悪くないのに･･･！









実「冨岡ァ、何も言わねぇつもりかァ？
なら仕方ねぇ･･･俺が今ここで･･･
ぶった斬ってやるよォっ、！！」


炭「っ、！！！」









「うっ、･･･！！！」


炭「Aーっ、！！！！」









目の前でAは刺され、
籠の中の禰豆子も刺された。









俺は蛇を纏った人に抑えられ
身動きが取れない状態だった。








？「伊黒さん、強く抑えすぎです」


小「･･･暴れるから抑えてるだけだが？」


炭「あ･･･、Aっ、！禰豆子っ！」


？「竈門くん、あまり大きな声を出すと
血管が破裂しますよ？」


？「派手だなぁ！！
いっちょ派手に破裂させろ！！」


炭「っ、！！！」


小「･･･っ、」


冨「･･･」







俺は拘束されている縄を解き、
不死川、という人に飛びかかった。









そして、そのまま頭突きをした。









実「っぐ、･･･」


炭「･･･違うと言ってるだろっ、！！
2人は･･･人を食ったりしない！！」


実「て、テメェ･･･」


炭「善良な鬼と
悪い鬼の区別もつかないなら･･･
柱なんてやめてしまえっ！！！」


実「･･･ぶっ殺してやるっ！！」









不死川さんが俺に向かって
攻撃しようとした時だった。









【お館様がお見えです】









女の子2人に手を引かれて
俺の目の前に現れたのは
"お館様"という人なんだろう。










産「お早うみんな。
今日はとてもいい天気だね。
空は青いのかな？」


産「顔ぶれが変わらずに
半年に1度の柱合会議を
迎えられた事、嬉しく思うよ」


実「･･･お館様におかれましても
ご壮建で何よりです。
益々のご多幸を切に
お祈り申し上げます」


産「ありがとう、実弥」


？「お館様！こちらの少年、
そしてあの2人の鬼。
双方の説明を頂戴したい！！」


実「鬼を2人も連れているのは
隊律違反のはず。少年と鬼2人、
双方に罰を与えるべきかと」







ダメだ、･･･ダメだっ！！！




・

お館様。→←柱。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す